アメリカ・フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド。4つのテーマパークを抱える、世界最大のディズニーリゾートです。ファンなら一度は憧れる「聖地」ですよね。
ディズニーワールドは本当に広いので、レストランを選ぶだけでも一苦労です。今回は4つのテーマパーク内にあるレストランのうち、私がおすすめしたい場所をご紹介します。
予約必須!ここだけは押さえてほしい!
ディズニーワールド内には、星の数ほどのレストランがあります。そのうち、私が「絶対に行ってほしい!」と考えているのは、以下の場所です。
- ビー・アワー・ゲスト・レストラン(マジック・キングダム)
- シンデレラ・ロイヤルテーブル(マジック・キングダム)
- アケシュース・ロイヤルバンケットホール(エプコット)
- ハリウッド・ブラウンダービー(ハリウッド・スタジオ)
いずれのレストランもテーブルサービスで、ランチ・ディナーともに予約が必要になっています。ビー・アワー・ゲストは朝食も予約することができますので、ぜひ活用していただきたいですね。
ビー・アワー・ゲストは映画『美女と野獣』の世界観が再現されており、映画ファンなら感動間違いなしのレストランです。レストランは3つの部屋に分かれており、それぞれでテーマが違います。モーニングとランチであれば場所を自由に選べますので、じっくり見たい!という方は、朝と昼がおすすめですね。
シンデレラ・ロイヤルテーブルは、シンデレラ城の中にあるレストランです。窓からパークの風景を眺めていると、非日常の空間にいる感じがしますね。ここではシンデレラだけではなく、ディズニー映画のプリンセスたちと一緒に写真を撮ることができます。もちろん、食事も絶品ですよ。現地のゲストにも大人気ですので、早めに予約したほうがいいでしょう。
アケシュースも、ディズニーのプリンセスたちと会うことができます。こちらはシンデレラ・ロイヤルテーブルとは違って、プリンセスが来てくれる間隔が少し空くため、比較的ゆっくり食事が楽しめると思います。スペースも広めですので、家族連れにもおすすめしたいですね。
ハリウッド・ブラウンダービーは、ナイトショー「ファンタズミック!」のダイニングパッケージとセットになっていることが多いですね。ここのコブサラダは、一度は味わう価値があると思います。量はアメリカンサイズで多めですので、複数でシェアするといいかもしれません。
レストランの予約方法については、こちらをどうぞ。
ハンバーガーばかりじゃ飽きちゃう!
ディズニーワールドでは、アメリカ人向けのハンバーガーやチキンのレストランが多くなっています。数日ならいいのですが、何度も同じような料理を食べていると、飽きてしまいますよね。ハンバーガー以外の料理を取り扱っていて、私がおすすめしたいのは、以下の場所です。
マジック・キングダム
- ピノキオ・ビレッジハウス:ピザ、パスタ、サラダ
- コロンビア・ハーバーハウス:サンドイッチ、クラムチャウダー
エプコット
- サンシャイン・シーズン:フードコート
- ラ・カンティーナ・デ・サン・アンヘル:メキシコ料理
- ロータスブロッサム・カフェ:中華料理
ハリウッド・スタジオ
- ピゼリッゾ:ピザ
アニマル・キングダム
- ヤク&イエティ・ローカルフードカフェ:アジア料理
- サトゥーリー・キャンティーン:多国籍料理
いずれも予約不要のカウンターサービスで、席数も多めになっています。夏の時期はかなり気温が上がりますので、できれば屋内席で場所を確保してから、レジで注文したほうがいいでしょう。
このほかにも、メインストリート・ベーカリー(マジック・キングダム)、トロリーカー・カフェ(ハリウッド・スタジオ)、クリーチャー・コンフォート(アニマル・キングダム)の3か所は、スターバックスが運営しています。ディズニーパーク限定デザインのカップなどもありますので、ぜひおすすめです。
メインストリート・ベーカリーに掲げられている看板。エリアの時代設定に合わせたデザインになっている。
日本料理が食べたい!そんなときは…?
ディズニーワールドを訪れる場合、最低でも3泊5日の日程になると思います。日本から遠く離れた土地にいると、どうしても日本料理が恋しくなりますよね。そんなときにおすすめしたいのは、以下のレストランです。
- 鉄板江戸
- 東京ダイニング
- 匠亭
- 桂グリル
いずれもエプコットの日本館の中にあります。ここは三越伊勢丹の現地法人が運営していますので、日本人キャストの方もたくさん働いています。日本が恋しくなったら、ぜひ訪れてみてください。本格的な日本料理を味わうことができますよ。
匠亭は2019年8月にオープンしたばかりのレストラン。日本館の中にある。
桂グリルは日本館で唯一のカウンターサービスですので、予約なしで気軽に立ち寄ることができます。ここで販売されているお寿司は、直営ホテルのフードコートでも販売されています。味も申し分ありませんし、キッコーマンのお醤油もついています。
ちなみに、日本館のレストラン以外でおすすめなのが、スワンホテル内にある「キモノ」です。ここはエプコットから徒歩で行くことができます。日本館もおいしいのですが、ここのお寿司は本当に絶品です。テーマパークとは違って、ゆっくり食事を味わうことができますので、大人のディナーにぜひおすすめしたいですね。
モバイルオーダーを活用して、待ち時間を短縮!
ディズニーワールドでは、東京ディズニーリゾートと同様にスマートフォン向けの公式アプリが提供されています。
そんな公式アプリには「モバイルオーダー」というサービスが用意されています。これは、アプリで注文をしておくと、レストランですぐに商品を受け取れる、というものです。英語が苦手でも、写真を見ながらじっくり考えて注文できますので、とても便利だと思います。
また、アプリの選択メニューで「お店にいます」を選ぶと、レストランですぐに準備してくれる仕組みになっています。普通に注文するとカウンター前で待たされてしまいますが、これなら席を確保しておいて、アプリに通知があったら取りに行く…ということもできます。ぜひ活用してみてくださいね。
公式アプリのインストール方法については、こちらをどうぞ。
キャラクターダイニングはどう選べばいいの?
ディズニーワールドといえば、キャラクターと一緒に食事が楽しめる「キャラクター・ダイニング」へ行きたいと考えている方も多いと思います。
先ほどご紹介した「シンデレラ・ロイヤルテーブル」「アケシュース・ロイヤルバンケットホール」以外にも、ディズニーワールド内にはたくさんのキャラクター・ダイニングがあります。テーマパークだけではなく、直営・非直営ホテルにも点在してるため、すべて制覇するのは非常に困難です。
自分が泊まるホテルと行きたいテーマパークを考えながら、ムリのない範囲で計画を立てましょう。また、アメリカの場合、急にキャラクターの出演がなくなってしまったり、スケジュールが変わったりすることも珍しくありません。現地に着いたら、旅行代理店の係員さんや、ホテルのコンシェルジュデスクで問い合わせて確認するといいでしょう。
ディズニーワールド内のキャラクター・ダイニングは、こちらのページがとても詳しいです。実際に訪れた方の口コミも載っていますので、ぜひチェックしてみてください。
ディズニーワールドの物価は高い!だけど…
日本のレストランに慣れていると、ディズニーワールドの物価やレストランメニューの値段に驚くかもしれません。しかし、だからといって朝食を抜いたり、ワゴンの食べ歩きメニューばかりを食べていたりすると、体調を崩してしまいます。
ディズニーワールド内には、徒歩圏内で行けるスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニといった施設はほとんどありません。ショッピングエリアである「ディズニー・スプリングス」内の物価も、テーマパーク内と同様の価格設定です。
ディズニーワールドを訪れたときは、食事も体調管理の一つと考えて、ぜひ美味しい料理を味わってくださいね。