新型コロナウイルスの流行が再拡大し、千葉県でも緊急事態宣言が発出されました。GoToトラベルキャンペーンの一時停止は延長され、東京ディズニーリゾートをめぐる状況も再び深刻化しています。
実は先日「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」に宿泊してきました。感染症の流行が今より少し落ち着いたときに、ホテル選びのお役に立てれば…と思い、私の感じたことをご紹介したいと思います。
目次
舞浜地区の「ピンク色のホテル」
「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」は、舞浜地区にある東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルです。もともとは1990年に「東京ベイホテル東急」として開業しましたが、2010年から「東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート」に改称。その後、2020年7月に「グランドニッコー」にリブランドしました。
当初は2020年5月に開業予定だったのですが、新型コロナウイルスの流行によって延期に。7月に開業したものの、まだまだ制約が多い中での運営となっています。
2020年12月に「ニッコーラウンジ」が誕生!
グランドニッコー東京ベイ 舞浜では、客室のリノベーション工事が行われています。2020年12月には、最上階の12階フロアの工事が完了しました。それに合わせて新設されたのが「ニッコーラウンジ」です。
「ニッコーラウンジ」は、ニッコーフロア(11階・12階の客室)の宿泊者専用のラウンジです。最上階の12階にあり、ソフトドリンクやスナック、新聞や雑誌が用意されています。雑誌コーナーには、日本航空の機内誌「SKYWARD」や、講談社のディズニーファン最新号もありますよ。営業時間は、午前8時から午後8時までです。
天気のいい日だと、窓からは東京湾や富士山を眺めることができます。景色を楽しみながら、ゆっくり過ごせるのがいいですね。東京にある「グランドニッコー東京 台場」のエグゼクティブラウンジと比べると、やや機能に見劣りがするのですが、今後のサービス拡充に期待したいところです。
パークファンなら一度は眺めたい「工事現場ビュー」
グランドニッコー東京ベイ 舞浜は、東京湾側の「東京ベイエリア」とパーク側の「東京ディズニーリゾートエリア」の2つに客室が分かれています。部屋タイプによっては、片方のエリアのみという場合もありますので、予約の際はご注意ください。
実はグランドニッコー東京ベイ 舞浜は、現在工事が進められている東京ディズニーシーの新しいテーマポート「ファンタジースプリングス」の様子を、上からじっくり観察することができるのです。
最上階の12階からだと、新テーマポートの入り口にかかる業務用の橋や、新設されるアトラクション、パーク直結型のディズニーホテルなどがよく見えます。新エリアは2023年にオープンする予定ですので、まだまだ目が離せませんね。「工事現場を見るとワクワクする!」という方には、絶対におススメしたいです。
朝食はライブキッチンで
今回の宿泊では、ホテル内にある「ル・ジャルダン」で朝食をいただきました。ブッフェ形式になっており、和食・洋食のメニューやドリンクバーなどが用意されています。個人的には、セルフのソフトクリーム機があったのが嬉しかったですね。
ここでは、特に和食の献立が充実していました。日によって一部の料理が変わりますので、連泊で利用しても飽きることはないと思います。実はクラブリゾート時代に、ここは「ジ・アトリウム」というレストランでした。リニューアル後もライブキッチンは残っており、シェフの出来立てメニューを、目の前で調理してくれます。
私が泊まったときには「焼き立てハンバーガー」「オムレツ」「シーザーサラダ」「海鮮丼」「おにぎり」がありました。ハンバーガーはクラブリゾート時代から有名ですので、食べたことがある方も多いかもしれません。おにぎりも、ふわふわなものを目の前で作ってくれますので、小さな子も喜ぶと思います。
新型コロナウイルスの流行状況によって、レストランの運営が変更になる場合があります。最新の情報は、ホテルの公式ウェブサイトをご確認ください。
変わりゆく舞浜を見つめるなら、ここ!
東京ディズニーリゾート周辺には、多種多様なホテルがあります。ついつい値段で、一番安いホテルを選びがちですよね。しかし、せっかくオフィシャルホテルに泊まるなら、それぞれの良さや違いを知ったうえで、決めていただきたいと思っています。
変わりゆく舞浜を見つめるのなら、「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」はおすすめです。まだまだ自由に旅行へ行ける雰囲気ではありませんが、感染症の流行が落ち着いた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回の記事は、個人的な所感をまとめたものです。ホテルからの利益供与、ならびに広告料等は一切受け取っておりません。