ディズニーパークは東京以外にも、アメリカのアナハイムとオーランド、パリ、香港にそれぞれあります。また2015年末の完成を目指して、中国・上海で新しいパークの建設が進められています。
では、そんなディズニーパークの入園料、チケット料金はどのぐらいの値段になっているのでしょうか。東京と比較してみることにしましょう。
今回は1日1パークのみ有効のチケットの値段を比べてみることにします。以下はそれぞれのパークチケットの現地価格と、それを日本円に直したものの一覧です。
最近の為替相場は円安になっているため、どうしても東京のチケット料金が安くなっています。ただそれを考えても、東京の1日6,400円は世界で一番安いと言えるのではないでしょうか。
オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールドの場合、付加価値税を加えた税込価格ですと、なんと100ドルの大台を超えてしまいます。1ドル80円の計算でも、マジックキングダムの1日券の場合は8,435円になるのです*1。
米オーランドにあるマジックキングダム ©Disney
ただオーランドにあるユニバーサル・スタジオの1日券は96ドル*2となっており、ディズニーワールドだけが決して高いというわけではありません。
東京の場合は1日券で2つのパーク(ランド・シー)を行き来することはできません。1パークしかない香港は除いて、アナハイム・オーランド・パリは追加料金を払うと、1日券で2つ以上のパークを行き来することができます。
オーランドは35ドルを払うと、4つのテーマパークすべてを自由に行き来することができます。アナハイムは54ドルを払うと、ディズニーランドとカリフォルニア・アドベンチャーの2つのパークを行き来することができます。オーランドに比べて、アナハイムのほうが追加料金が高いのは、2つのパークが隣り合わせになっているからでしょう。
米アナハイムにあるディズニーランド ©Disney
パリの場合は、チケットの制度がちょっと複雑になっています。今回の料金比較では除外日がない「Billet SUPER MAGIC」の価格を使いましたが、通常チケットにはもう2つ、使えない日があるチケット「Billet MINI」「Billet MAGIC」があります。
Billet MINIは45ユーロ(6,525円)、Billet MAGICは55ユーロ(7,975円)になっています。最近は円安・ユーロ高なので、パリのほうがちょっと割高ですが、東京と比べるとだいぶ値段は近いくらいですね。
パリの場合はこれらチケットに15ユーロを追加料金で払うと、2つのパーク(ディズニーランド・スタジオパーク)を行き来することができるようになります。
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