舞浜新聞

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東京ディズニーリゾートのショーやパレードは3年で入れ替わる?

舞浜新聞では記事のコメント欄に加えて、twitterやfacebookなどでも読者の皆さんへ窓口を開いています。読者の皆さんからは、そういった窓口を通じて、様々な情報やコメントをいただいています。本当にありがとうございます。

 

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©Disney

 

さて先日、読者の方からこんなご意見をいただきました。それは「スペシャルイベントのショーやパレードは3年更新になったのでは?」というものです。今回の記事では、果たして本当に3年で更新されるようになったのか、そして今後についても考えてみたいと思います。

 

まずは、この表を見てください。

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この表は2008年~2014年までのレギュラーパレードとスペシャルイベントのショー・パレードをまとめたものです。

 

「デイパレードは5年ごとに更新」というのは近年決まっています。また閑散期のキャッスルショーはその年限り(ただし「シンデレラの戴冠式」は5年間)となっています。では、それ以外のものはどうでしょうか。

 

  • イースター・ワンダーランド 3年
  • クール・ザ・ヒート 6年
  • ウェルカム・トゥ・スプーキーヴィル 3年
  • ホワイトホリデーパレード 2年

 

ホワイトホリデーパレードが2年間だったのは、おそらく25周年にクリスマスのキャッスルショーを行ったためでしょう。そう考えると、おおむね3年周期もしくは6年周期でショーやパレードが入れ替わっているのが分かります。では、どうして「3年」なのでしょうか。

 

おそらくオリエンタルランドとしては、一度にエンタメが入れ替わるのを避けたいのだと思います。一度に入れ替わると設備投資にお金がかかりますし、少しずつ入れ替えたほうがゲストの来園回数も増やせますから。では、どのようなローテーションで入れ替わっているのか。以下は2009年~2014年までのローテーションです。

 

  • 2009年 クリスマス
  • 2010年 イースター(新規導入)、ハロウィーン
  • 2011年 クリスマス
  • 2012年 ウォータープログラム
  • 2013年 デイパレード、ハロウィーン
  • 2014年 イースター、ウォータープログラム

 

やはり一度ではなく時期をずらしてリニューアルを行っているのが分かります。では、この「3年周期」から、今後のショーやパレードの更新時期を予想してみることにしましょう。

 

以下の表は2011年~リゾート35周年の2018年までのショー・パレードの一覧表です。あくまでも舞浜新聞が独自にまとめたものですので、ご注意ください。

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赤い星印がエンタメの更新時期です。デイパレードは5年周期ですので、おそらく2018年には新しいパレードが導入されるでしょう。

 

ナイトパレードなのですが、これについては現時点で何もわかりません。ただ日本ユニシスのスポンサー契約が、2016年9月までになっているのです。35周年を見据えて、新しいナイトパレードが導入される可能性はあります。

 

2015年にはクリスマス、2016年にはハロウィーン、そして2017年には今年(2014年)と同様に、イースターとウォータープログラムが同時にリニューアルされるでしょう。クリスマスについてはサンタヴィレッジパレードを今後も継続する可能性はあるのですが、さすがに耐用年数を考えると、今年が限界なのではないかと思っています。サンタヴィレッジが4年間開催されたのは、更新時期をずらすためだという見方もできます。

 

そう考えると新しいクリスマスパレードは2015年~2017年、そして35周年にはクリスマスのキャッスルショーを実施するのか?なんて妄想も広がります。ただキャッスルショーに関しては、シンデレラ城での結婚式やキャッスル・プロジェクション「ワンス・アポン・ア・タイム」との兼ね合いもありますので、開催自体が難しいのではないかという見方もできます。

 

さて、ここまで東京ディズニーリゾートのエンタメについて、色々と考えてみました。東京の場合、海外のパークと比べてスペシャルイベントの開催が多いのが特徴です。今後、海外パークのように、スペシャルイベントを縮小していくのか。未来が気になりますね。