いよいよ今日からクリスマスイベントがスタートした東京ディズニーリゾート。「11月なのにクリスマス?」と思われる人もいるかもしれませんが、海外ではハロウィーンが終わるとクリスマスの準備が始まるので、決して早いわけではないのですよ。
今回の記事では、そんなクリスマスシーズンのアトラクションについて、これからのことをちょっと考えたいと思います。
東京ディズニーリゾートでは、クリスマス限定のプログラムが行われるアトラクションが3つあります。
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1つ目は「イッツ・ア・スモールワールド」11月2日~来年(2014年)の1月13日まで「イッツ・ア・スモールワールド“ベリーメリーホリデー”」に衣替えされます。
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2つ目は「カントリーベア・シアター」11月7日~12月27日まで「カントリーベア・シアター“ジングルベル・ジャンボリー”」に衣替えされます。
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3つ目は「ホーンテッドマンション」こちらはハロウィーンから引き続き「ホーンテッドマンション“ホリデーナイトメアー”」が1月5日まで行われます。
実は今年からカリフォルニアのディズニーランドとフロリダのマジックキングダムでは、ジャングルクルーズでもホリデープログラムが行われているのです。
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アトラクションの場合、基本的に何回乗っても体験できる内容に変わりはありません。乗るたびに見られるプログラムが変わったり、得点が変わったりするアトラクションなら別ですが、毎回まったく違った体験ができる、というわけではありません。
もちろん、ディズニーパークのアトラクションは何回乗っても楽しいように作られています。しかし、乗るのは人間。当然飽きてしまう人もいるでしょう。そこで導入されるのが、このホリデープログラムなのです。
アトラクションをリニューアルできれば話は簡単なのですが、そのためには多額の設備投資が必要となります。一方で、ホリデープログラムはちょっとの投資で、季節感のあるスペシャルプログラムが実現できるのです。
1~3月の閑散期に期間限定プログラム「Level 13」を実施しているタワー・オブ・テラー。これもアトラクションに変化を与える一つの方法である。©Disney
東京の場合、2014年秋にジャングルクルーズがリニューアルすることが発表されています。オリエンタルランドからの発表によると、世界初となるテーマソングの導入やナイトクルーズなど、かなり新しい要素が盛り込まれる予定です。もし東京のリニューアルが成功すれば、海外のパークでも取り入れられるかもしれません。
ただ、すぐには難しいでしょう。東京での反応を見極める間、ゲストに新しい変化を体験させるために、アメリカの2つのパークでホリデープログラムを実施することにした、と考えても不思議ではありません。もちろん、ディズニーとしては、今後ホリデープログラムを実施するアトラクションを増やす意図があるのかもしれません。
これについては、今後のゲストの反応次第でしょうか。今後、アメリカ国外のパークでもホリデープログラムが広がるのか。東京のジャングルクルーズはどうなるのか。期待したいところです。