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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



東京ディズニーリゾートのブロンズ像を巡る

東京ディズニーリゾートの雑学

東京ディズニーランド・東京ディズニーシーは世界で唯一、ディズニー社とオリエンタルランドとのフランチャイズ契約で運営されています。東京はディズニーの資本が一切入っていないパークなのです。

 

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©Disney

 

固い絆で結ばれているディズニーとオリエンタルランドですが、その絆の証しとして、これまでにディズニー社から多くのブロンズ像が贈られています。

 

今回はそんなパークの中にあるブロンズ像について、少し紹介したいと思います。

 

シンデレラと仲間たち

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©Disney

 

1983年4月15日、小雨が降る中、アメリカ国外では初めてとなるディズニーパーク「東京ディズニーランド」が開園しました。

 

多くの日本人に親しまれている「ディズニー」の遊園地ということで、開園から多くの客で賑わいました。なんと4月の開園からわずか5ヶ月で、入園者数が500万人を突破したのです。

 

その500万人突破を記念して、1983年9月にディズニー社から贈られたのが、このブロンズ像なのです。ファンタジーランド、ちょうどシンデレラ城の裏手にある「ベビーマイン」の前に設置されました。

 

このブロンズ像は、小鳥やネズミたちが仕立ててくれたドレスを義姉たちに破かれてしまい、父との思い出の噴水で泣いているシンデレラが描かれています。

 

ちょうどシンデレラがフェアリー・ゴッドマザーと出会う前ですね。「信じれば夢は叶う」数々の試練を乗り越えて誕生した東京ディズニーランドの門出にふさわしいブロンズ像といえるでしょう。シンデレラのように、夢を叶えて羽ばたいてほしいという願いも込められているのかもしれません。

 

これと同じブロンズ像は、米フロリダのマジックキングダムにも飾られています。

 

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©Disney 

 

ちなみに、少ししゃがんで見ると、シンデレラが王冠をかぶっているように見えます。小さな子しかすぐには分かりませんので、こういったところにもディズニーの心遣いを感じますね。

 

パートナーズ

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©Disney 

 

こちらは有名な「パートナーズ」ですね。ワールドバザールの大屋根をくぐると、ちょうど目の前にシンデレラ城とこのブロンズ像が見えてくると思います。

 

このブロンズ像は1998年4月、東京ディズニーランドの開園15周年を記念して贈られました。

 

ウォルト・ディズニーと彼が生み出したミッキーマウス。ウォルトにとってミッキーマウスは自分の分身であり、そして最愛のパートナーでした。そんな2人を象徴しているのが、このブロンズ像なのです。

 

魔法使いの弟子

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©Disney

 

このブロンズ像は2003年4月、東京ディズニーランドの開園20周年を記念して贈られました。シンデレラ城のすぐ裏に設置されています。

 

ウォルトが生前、アナハイムのディズニーランドを散策しているときに撮られた一枚があります。

 

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©Disney

 

ちょうど「眠れる森の美女の城」を背にして、ファンタジーランドへ向かっている一枚です。実は魔法使いの弟子のブロンズ像が設置されたのは、ちょうどウォルトが歩いていた場所、城の裏手なのです。

 

映画『ファンタジア』で、ミッキーはイェン・シッドという魔法使いの弟子になります。そのときの衣装が、このブロンズ像が身に着けているものです。イェン・シッドは英語で「Yen Sid」逆に書くと「Disney」まさにウォルトの分身として、東京の城の後ろにミッキーがいるのかもしれませんね。

 

シェアリング・ザ・マジック

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©Disney

 

このブロンズ像は2008年4月、東京ディズニーランドの開園25周年を記念して贈られました。ワールドバザールの入り口近く、エントランスから向かって左側の片隅に設置されています。

 

こちらはウォルトではなく、彼の兄であるロイ・O・ディズニーとミニーマウスが手をつないでいます。

 

様々なキャラクターやストーリーを生み出してきたウォルト。そんな彼を財務面で支えたロイ。ウォルトの死後、ロイはフロリダで進められていたディズニーワールドの実現に尽力します。もともとは「ディズニーワールド」という名称を予定していたのですが、その名前に「ウォルト」を冠したのは、彼のアイディアからでした。

 

ロイがいなければ、ディズニーランドも実現していなかったでしょう。そんなロイとミニーマウスとの握手も、ディズニーとオリエンタルランドの絆を象徴しているようです。

 

ストーリーテラーズ

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©Disney

 

このブロンズ像は2013年10月、東京ディズニーランドの開園30周年を記念して贈られました。ただし、設置されているのは東京ディズニーシーのエントランス入ってすぐの場所です。

 

ストーリーテラーズ像もパートナーズ像と同様に、ウォルトとミッキーマウスが描かれています。しかし、パートナーズ像が晩年のウォルトであるのに対して、こちらは1923年にカンザスシティからハリウッドへやって来た頃のウォルトが描かれています。

 

実は1923年当時、まだミッキーマウスは生まれていません。ただ大きな夢を抱いてハリウッドにやって来たウォルトと、のちにパートナーとなるミッキーマウスが一緒にいるのは、なんとも象徴的な感じになっています。

 

ブロンズ像はほかにも…

東京ディズニーリゾートには、今回紹介したもの以外にも様々なブロンズ像があります。

 

有名なのは舞浜駅から東京ディズニーランドをつないでいる、ペデストリアンデッキにあるキャラクターのブロンズ像でしょうか。

 

東京ディズニーシーのパーキング前にはミッキーとドナルドのブロンズ像があります。また東京ディズニーランドホテルのロビーには、ミッキーとミニーのブロンズ像が飾られています。

 

シーのパーク内にはアリエルやミッキーのブロンズ像もあります。

 

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©Disney

 

ケープコッドのタウンホールの前にあるミッキーマウスのブロンズ像。開園当初からあるこの像は、アメリカ・マサチューセッツ州のグロスターにある「Man at the Wheel, Fisherman's Memorial(舵輪を持つ漁師の像*1」)を模したものです。

 

「舵輪を持つ漁師の像」は、ケープコッドのモデルになった同名都市「Cape Cod」と同じマサチューセッツ州にあります。漁師姿のミッキーのブロンズ像は、漁師町として栄えたケープコッドを象徴していますね。

 

オリジナルの像は、嵐で亡くなった漁師たちを追悼するために造られました。東京ディズニーシーもディズニー社とオリエンタルランドによる紆余曲折の交渉の末に生まれています。これから来る荒波に負けず、頑張ってほしいという願いが込められているのかもしれません。

 

参考リンク

 

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*1:英語版ウィキペディア「Gloucester Fisherman's Memorial」の項目で、詳しく解説されています。