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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



東京ディズニーリゾートの入園者数は「水増し」ではないのか?

4月26日にオリエンタルランドは2013年3月期の連結決算を発表しました。その中で、2012年度の入園者数が過去最高の2,750万人(ランド・シー合算)になったことも判明しました。

 

 

さて、今回の記事のタイトルは「東京ディズニーリゾートの入園者数は「水増し」ではないのか?」という、いかにも物騒なもの。

 

私としては、オリエンタルランドが実際の数字よりも多く、入園者数を発表しているとは思っていません。しかし、果たしてこの入園者数が信用できる数字なのか、そのことについて考えていきたいと思います。

 

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©Disney

 

年間パスポートの所有者数ってどれくらい?

東京ディズニーリゾートには、一年間パークに入場し放題のパスポート「年間パスポート(年パス)」というものがあります。ランドのみ・シーのみ・ランドとシー共通の3種類があり、共通パスは入園制限がかかると使用することはできません。

 

さて、そんな一年間利用し放題の年間パスポート。@DIME アットダイムの記事によると、2012年11月末現在で保有者総数は約6万7,000人(オリエンタルランド広報)とのこと。

 

ランドのみ・シーのみ・ランドとシー共通の3種類を、それぞれどれくらいの人が保有しているのか、までは分かりません。しかし、すべての年パス保有者が一人10回パークを訪れると、それだけで入園者数は67万人になります。 

 

「過去最高」は年パス所有者のおかげ?

2012年度の入園者数は2,750万人(ランド・シー合算)というのは、先ほど説明した通りです。東京ディズニーリゾートの場合、再びパークを訪れた人の割合を示す「リピーター率」が90%を超えているといわれています。

 

しかし、このリピーター率についてはその真偽が疑われています。東京ディズニーランドが開園したのは今から30年前の1983年4月のこと。東京ディズニーシーが開園したのは今から12年前の2001年9月のこと。それぞれ10年以上が経過しており、ランドに限って言えば、初めてパークを訪れる人のほうが少ないと思われます。

 

さらに年間パスポートの所有者の存在もあります。先ほどの仮説では1人が10回訪れると計算しても、すべての保有者だけで入園者数が67万人になります。

 

年間パスポートとまではいかなくても、ランド・シー合わせて年間10回前後訪れる人は少なくありません。2,750万人のうち、同一人物の重複入園を除くと、純粋な入園者数はどれくらいになるのでしょうか。気になります。

 

「リピート力向上」は決算発表でも

オリエンタルランドは2013年3月期の決算発表の中で、歳時記イベント(春のイースター・秋のハロウィーン・冬のクリスマス)の実施やゲスト満足度の向上によるリピート力向上を掲げています。「何度訪れても楽しい」というのがディズニーパークの強みですが、過去最高の入園者数は年パス保有者やハードリピーターに頼った数字であると思うのです。

 

リピーターが悪いとは言いません。しかし、どうもオリエンタルランドは「過去最高」という言葉に固執しているような気がしてならないのです。年パス保有者といったハードリピーターから地方ゲストまで、一人ひとりのゲストが楽しめるパークであってもらいたいものです。