舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



七夕プログラムの期間拡大が意味するものとは?

オリエンタルランドは19日、毎年夏に行っている七夕プログラム「東京ディズニーランドの七夕」の詳細を発表しました。

 

OLCプレスリリース「東京ディズニーランドの七夕」

http://www.olc.co.jp/wpmu/wp-content/blogs.dir/3/files/2013/04/20130419_1.pdf

 

内容としてはパレードルートを使った「七夕グリーティング」を1日2回実施、ワールドバザールへのウィッシングプレイス(笹)の設置など、例年とあまり変化はありません。この中で私が気になったのはイベントの実施期間。今年は6月24日から7月7日までの約2週間に拡大されたのです。

 

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(オリエンタルランドのプレスリリースより引用)©Disney

 

私はここにオリエンタルランドの思惑が隠れていると考えています。それは、「七夕プログラムを新たな集客の目玉にしようとしているのではないか」ということです。

 

ランド・シーともに4月から6月までは春イベント、7月からは夏休みに向けて夏イベントを行っています。例年、七夕プログラムは春イベントと夏イベントの中間に行われています。それが今年は期間を拡大。七夕プログラムはグリーティングこそ、同じものの使いまわしですが、大きな笹やウィッシングカード(短冊)の経費はバカになりません。

 

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(オリエンタルランドのプレスリリースより引用)©Disney

 

私は七夕プログラムの期間を拡大することで、夏休み前のゲストの落ち込みをカバーするとともに、七夕グッズやレストランのメニューといった物販の売上アップを狙っているのではないかと考えています。すでにランドの夏イベントは「和」を意識した「ディズニー夏祭り」が昨年に引き続いて予定されています。連続性という意味では、七夕の期間拡大はまったく問題はありません。

 

さて、オリエンタルランドの見込みは当たるのか。期待したいところです。私としては、以前行われていた「スターフェスティバル」のようにスペシャルイベントへの格上げと、七夕グリーティングのパレードへの格上げをお願いしたいところなのですが…。まあ無理かな?