4月26日に東京国際フォーラムのホールAで行われた「ディズニー・ファンタジア・コンサート」へ行ってきました。
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会場内は写真撮影・録音は禁止になっていましたので、今回の記事では文字だけでコンサートの様子を紹介したいと思います。
出演者
- 指揮:サラ・ヒックス 東京生まれ・ハワイ育ちで日本語はペラペラ。
- ライブナビゲーター:高嶋ちさ子 東京都出身のヴァイオリニスト
- 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
セットリスト
第1部
- ベートーヴェン「交響曲第5番」
- ベートーヴェン「交響曲第6番」(第3~5楽章)
- チャイコフスキー「くるみ割り人形組曲」
- ドビュッシー「月の光」
- ストラヴィンスキー「火の鳥」(1919年版)
~20分間の休憩~
第2部
- ポンキエッリ「時の踊り」
- デュカス「魔法使いの弟子」
- エルガー「威風堂々」
- レスピーギ「ローマの松」
アンコール
- サン=サーンス「動物の謝肉祭」より「フィナーレ」
- シューベルト「エレンの歌第3番」高嶋ちさ子によるヴァイオリン演奏も。
今回のコンサートは、クラシック音楽とアニメーションを融合させた映画『ファンタジア』と『ファンタジア2000』で使われた楽曲を、フルオーケストラによる生演奏で聴くという、なんとも豪華なプログラムになっていました。
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私自身『ファンタジア』『ファンタジア2000』はともに好きで、何度か見たことがある作品です。今回はそれを生演奏で聴くことができて、本当に鳥肌が立ってしまいました。
今回は昼公演ということで、小さなお子さんを連れた家族が多い印象を受けました。小さい頃からオーケストラの生の音を聴けるなんて、うらやましい限りです。どの子も静かに、真剣に聴いている姿が印象的でした。
スクリーンには映画の映像が流れ、本編を見たことがない人でも分かるようになっていました。映像に合わせて指揮や演奏をするのは、さぞ難しいはず。指揮者のサラ・ヒックスさんや東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんには頭の下がる思いです。
曲の合間に入る高嶋ちさ子さんによるMCは、やっぱり面白かったですね。一度だけ「めざましクラシックス」を見に行ったことがあるのですが、高嶋さんのMCの上手さは相変わらずといった感じでした。
クラシックというと、もっと堅苦しくなると思うのですが、高嶋さんのMCで観客の皆さんの緊張がほぐれたようにも見えました。
アンコールではなんと高嶋さんによるヴァイオリンの演奏も!これにはビックリしました。シューベルト「エレンの歌第3番」は『ファンタジア』を締めくくる曲としても使われていますので、アンコールの曲にぴったりという感じでしたね。これを聞けただけでも、このコンサートに来た甲斐があったと思います。
アメリカでも公演され、人気を集めた「ディズニー・ファンタジア・コンサート」今回、日本での公演が実現し、来年春にも再び行われることが決まりました。今回は演奏されなかった楽曲もありますので、ぜひ来年はまた新しいプログラムでの開催を楽しみにしたいと思います。
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