舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会 2016 公開ゲネプロに行ってきました!

9月22日に文京シビックホールで、「ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会 2016」の公開ゲネプロが行われました。

 

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©Disney

 

ゲネプロとは、本番同様に舞台上で行う通しリハーサルのことです。今回のゲネプロには、Twitterキャンペーンで当選した約260名に加えて、関係者やプレスが参加しました。

 

さて、ゲネプロ当日はどんな様子だったのでしょうか。早速見ていくことにしましょう。

 

読者の皆さんへ

今回の記事では、コンサートの曲目およびセットリストに触れています。ネタバレを避けたい方は、最後の「あっという間の2時間半!」からお読みください。

 

東京ディズニーシー・テーマソングで幕開け!

「ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会 2016」は、9月23日から12月25日まで、 全国36会場を回り、全54公演が行われる予定です。

 

 

今年のテーマは 「“真実の愛”は心をとかす」となっています。映画『アナと雪の女王』をメイン演目として、ディズニーの数々の名曲が、フルオーケストラによって演奏されます。

 

今回のゲネプロでは、実際の公演で演奏される曲目が、そのままの形で披露されました*1

 

コンサートの幕開けを飾るのは、ディズニー・オン・クラシックの指揮および編曲を務める、ブラッド・ケリー氏が作曲を手がけた「東京ディズニーシー・テーマソング」です。

 

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©Disney

 

次に演奏されたのが、東京ディズニーシーの15周年テーマソング「ウェン・ユア・ハート・メイクス・ア・ウィッシュ」です。すでに聞きなじんでいる方も多いのではないでしょうか。

 

今年6月~9月に全国各地で行われた「東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"イン・コンサート」でも、この曲は演奏されていたのですが、やはりボーカルの皆さんの力強い歌声に、改めて聞きほれてしまいました。

 

次に演奏された、アトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」で使われている「コンパス・オブ・ユア・ハート」も、東京ディズニーシーを象徴する曲でした。

 

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©Disney

 

こちらは日本語歌詞ではなく、英語歌詞での演奏になっています。普段、聞き慣れている方でも、新鮮に聞こえると思います。

 

史上初「ポップ・スペシャル」

東京ディズニーシーを象徴する曲を聞いた後は、ディズニー・オン・クラシックでは初めての試みとなる「ディズニー・ポップ・スペシャル」の演奏です。

 

映画『ターザン』からは、「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」、映画『ムーラン』からは、「トゥルー・トゥ・ユア・ハート」が演奏されました。どちらの曲も、強い愛を歌い上げる一曲になっています。

 

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©Disney

 

その2曲の後に流れるのが、東京ディズニーシーのハーバーショー「レジェンド・オブ・ミシカ」の第6章「フィール・ザ・ラブ」です。

 

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©Disney

 

こちらはラブソングというより、「私たちの鼓動の響きは同じだよ」というメッセージが強くなっています。ただ、他者に対する「愛」を歌っている曲ということでは、先ほどの2曲とつながっているでしょうね。

 

「フィール・ザ・ラブ」では、ゲストも曲に合わせて手拍子をします。ただ、私もそうだったのですが、所々でリズムを間違えてしまいました。「レジェンド・オブ・ミシカ」の終演から丸2年。時の流れを感じましたね。

 

フルオーケストラによる「火の鳥」

さて、第一部の最後を飾るのは、映画『ファンタジア2000』から「火の鳥(1919年版)」です。

 

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©Disney

 

「火の鳥」は、今年4月29日~5月7日に開催された「ディズニー・ファンタジア・コンサート2016」でも演奏されました。映画『ファンタジア2000』の中でも、存在感を発揮している一曲です。

 

私も久しぶりに聞いたのですが、ゆるやかなテンポから、だんだんと激しさが増していく様子、そして最後の開放感のある締めくくりは、何度聞いても鳥肌が立ちます。

 

実は、この曲の最後には、サプライズが用意されています。ぜひ、目をしっかりと見開いておいてくださいね。

 

第二部は「アナ雪」スペシャル

さて、休憩をはさんだ後は、第二部のスタートです。第二部では、映画『アナと雪の女王』で使われている楽曲が、フルオーケストラとシンガーの皆さんによって演奏されました。

 

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©Disney

 

通常、こういったコンサートでは、有名な楽曲の一部しか演奏されず、ついつい駆け足の印象が残ってしまいます。しかし、今回のディズニー・オン・クラシックでは、アナ雪のほぼすべての楽曲を演奏するという、なんとも豪華なプログラムになっているのです。

 

映画の冒頭を飾る「ヴェリィ」に始まり、「雪だるまつくろう」「生まれてはじめて」「とびら開けて」など、皆さんが聞きなじみのある曲がたくさん登場します。もちろん、アナ雪を象徴する「レット・イット・ゴー」も演奏されますよ。

 

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©Disney

 

演奏中は、その曲に合わせて、字幕と映画のワンシーンがスクリーンに投影されます。基本的には写真のスライドショーなのですが、一部の曲では映像が流れるようになっています。

 

フルオーケストラで、しかも外国人シンガーの皆さんによる演奏を聞いていると、映画の一つ一つのシーンがよみがえってきます。まるでミュージカルを見ているような感覚で、アナ雪ファンにとっては、たまらない時間になると思います。

 

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©Disney

 

あっという間の2時間半!

第一部と第二部で、休憩を含めると2時間半のプログラムになっています。しかし、それだけの時間があっという間に感じてしまうほど、演奏と歌に聞きほれてしまいました。

 

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©Disney

 

私自身、これまでフルオーケストラによる、ディズニーソングのコンサートには何度も行ったことがあります。しかし、改めて「ディズニー・オン・クラシック」の完成度の高さを強く感じました。

 

「まだ行ったことがない」「クラシックは敷居が高そう」という方は多いかもしれません。しかし、ディズニー・オン・クラシックでは、聞きなじみのある曲がたくさん演奏されます。小さい子から大人まで、幅広く楽しめるプログラムになっていると思います。

 

ぜひ、食わず嫌いをせず、ディズニー・オン・クラシックを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

写真提供:ハーモニージャパン株式会社

※記事中で使われている写真はすべて、2016年9月22日に、文京シビックホールで開催された公開リハーサルのものです。

 

おまけ

さて、ここからはおまけです。

 

実は今回のゲネプロ、舞浜新聞は初めて単独の「プレス」として参加させていただきました。ゲストとしてではなく、プレスの立場で参加できるとは、夢にも思いませんでした。

 

これもひとえに、日頃から舞浜新聞を愛読してくださっている、読者の皆さんのおかげだと思います。この場を借りて、お礼申し上げます。

 

引き続き、読者の皆さんには、ディズニーの情報を独自の目線でお伝えできたらと考えています。よろしくお願い致します。

*1:なお、アンコールの曲は演奏されませんでした。