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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



私をアナハイムに連れてって!

8月23日~28日までアメリカ・カリフォルニア州のアナハイムにある「ディズニーランド・リゾート」へ行ってきました。今回は舞浜新聞らしい視点で、ディズニーランド・リゾートのレポートをまとめてみたいと思います。

 

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©Disney

 

アナとエルサに会う

まずは今話題のアナとエルサから。ディズニーランドではパレード前に2人のミニパレードが行われるほか、グリーティングスポットも作られています。日本でも根強い人気を誇る『アナと雪の女王』ですが、アメリカでもその人気は健在でした。

 

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©Disney

 

直営ホテル宿泊者は曜日によって1時間早くパークに入れるのですが、それでも朝早くから多くのゲストがグリーティングの長い列に並んでいました。東京での登場が待ち遠しいですね。

 

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アナとエルサのグリーティングスポット。日差しの強い中、多くのゲストが列を作っていた。©Disney

 

「Mickey and the Magical Map」を見る

2013年5月からファンタジーランド・シアターで始まった新しいショーです。ストーリーは魔法使いの弟子であるミッキーが魔法の地図の塗り残しを埋めようとすると…というもの。ウォルト・ディズニーはかつてこのように語っています。

 

Disneyland will never be completed. It will continue to grow as long as there is imagination left in the world.

(ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り成長し続けるだろう)

 

そんなウォルトの考えを表したような素敵なショーでした。もちろん舞台装置も豪華!巨大な可動式のスクリーンに様々な映像が投影され、ゲストをいろいろな世界へ連れて行ってくれます。

 

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©Disney

 

東京でも2016年からシーのハンガーステージで、プロジェクションマッピングを演出に使った新しいショーが行われる予定です。今後はこういった映像を演出に使ったショーが増えていくのでしょう。

 

ファンタジー・フェアの「ロイヤルシアター」でショーを見る

私が今回の旅でもう一つ楽しみにしていたのが、2013年3月にオープンした「ファンタジー・フェア」ここは城近くのミニエリアなのですが、ディズニープリンセスのグリーティングスポットやミニシアターがあります。日本から来た女の子たちが楽しそうに写真を撮っていて、こっちまで何だか嬉しくなりました。

 

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©Disney

 

ここのミニシアター「ロイヤルシアター」では、ストーリーテラーの2人と特別ゲストを招いて、ディズニーの物語を再現するというショーが行われています。時間帯によって内容が変わるのですが、『塔の上のラプンツェル』と『美女と野獣』のショーが行われています。

 

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東京のプラザパビリオン・バンドスタンドを一回り大きくしたような感じに近い。小規模なシアターになっている。©Disney

 

内容は小さな子でも分かりやすくなっていました。簡単な英語で行われますので、英語が苦手という方でも楽しめると思います。それにしても、とにかく面白い!ちびっ子向けということで飽きさせないように組まれているとは思うのですが、ゲストがリアクションしたり、ジョークで笑わされたり、名場面の歌を歌ったりと本当に内容盛りだくさんでした。

 

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©Disney

 

私がなによりも感動したのが、これだけ規模の小さなシアターなのに、ピアノも台詞もすべて生だったこと。やっぱり生ならではの感動があると思います。プリンセス好きには、ぜひ見ていただきたいショーですね。規模が小さいので早めに並ぶことをおすすめします。

 

「マッターホーン・ボブスレー」に乗る

ここは1959年にオープンしたアトラクションで、世界のディズニーパークの中でもここだけにしかありません。絶叫マシンが大好きな私ですが、ここはとにかく「怖い!」と感じました。

 

速さはそれほどではないのですが、ライド自体が狭いので、体が外へ飛んでいきそうな感覚になるのです。しかも体の固定は腰ベルト一本のみ…。絶叫好きな方には「古いアトラクションだから」と言わずに、ぜひ乗ってもらいたいですね。

 

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©Disney

 

ウォルトの足跡をたどるガイドツアーに参加する

アナハイムのパークでも東京と同じように、ガイドツアーが行われています。いくつか行われているツアーの中でも、今回はパークを回りながらウォルト・ディズニーの足跡をたどるツアーに参加しました。

 

"Walk in Walt's Disneyland Footsteps" Guided Tour

https://disneyland.disney.go.com/events-tours/disneyland/walk-in-walts-disneyland-footsteps/

 

パークの歴史からアトラクションの裏話、さらにはウォルトの生涯まで様々な解説を聞くことができました。ツアー中には「ピーターパン空の旅」と「Great Moments with Mr. Lincoln(リンカーン大統領との素敵なひととき)」にも行くのですが、ガイドさんの説明を聞いた後で体験すると、また違った感動がありました。

 

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©Disney

 

私が印象に残ったのが「『カリブの海賊』や『ホーンテッドマンション』が当初、ウォークスルー(歩きながら移動する)アトラクションとして計画されていた」という話。これは初耳でした。技術の進歩がディズニーのアトラクションにも影響を与えているということでしょう。

 

ツアーにはお昼ご飯と飲み物がセットになっています。それらを済ませると、いよいよこのツアーの目玉である「ウォルト・ディズニーのアパート見学」となります。通常はバックステージにあるため非公開なのですが、このツアーでは特別に見学ができるのです。

 

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消防署の2階にあるウォルトのアパート ©Disney

 

ウォルトのアパートは、彼が生前パークに宿泊したり、家族との時間を過ごすために作られました。消防署の2階にあるのですが、思っていたよりも広くて驚きました。ツアーでは部屋やミニキッチンだけではなく、バスルームまで見学できます。ちなみに、バックステージということで写真撮影は禁止。ただし一枚だけキャストさんに記念写真を撮ってもらうことはできます。

 

とにかくガイドツアーのキャストさんが博識なのにはびっくりしました。やはりそれだけのトレーニングを積んでいるのだと思います。最近よく聞かれる質問は「7人の小人のコースターはいつアナハイムにできますか?」と笑いながら答えてくれました。

 

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ツアーの最後にお土産として配られるピンバッチ ©Disney

 

「ファンタズミック!」を見る

アナハイムでも「ファンタズミック!」は公演されています。東京やオーランドでも行われてはいるのですが、やはりアナハイムにはまた違った魅力があると思います。

 

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©Disney

 

一番大きな特徴は「ゲストとの距離が近い」ということでしょう。アメリカ河と対岸のトムソーヤ島を使って行われるのですが、もともと狭い場所ということもあり、ゲストとの距離がかなり近いのです。花火やそれ以外の演出もアメリカならではの豪華さで、1992年の初演以来、20年以上も続いている理由が分かりました。

 

「マジカル!」を見る

ディズニーランドではファンタズミックは基本的に週末のみ。花火プログラムである「マジカル!」は毎日行われています。ファンタズミック終了後すぐに行われるので、アメリカ河からでも見られるのですが、城前がメインの鑑賞場所となります。

 

「花火プログラム」と聞いて音楽と打ち上げ花火を想像した方が多いと思います。しかしマジカルの場合、城へ映像が投影されたり、空飛ぶティンカーベルが登場したりするなど、演出も華やかになっています。

 

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©Disney

 

そしてアメリカらしく、とにかく花火の量が多くてデカい!打ち上がった音の衝撃が伝わってくるほどです。これを毎日やっているというのには驚きました。公演時間は約20分間。もちろんその間、花火は上がりっぱなしです。ファンタズミック終了後は混雑して移動が難しいですので、ぜひ別々の日に見ていただきたいです。

 

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「マジカル!」のスポンサーは日本のホンダ。インフォメーションボードにもきちんとロゴマークが入っている。©Disney

 

ちなみに、メインテーマは東京ディズニーランドの10周年イベントで行われたキャッスルショー「イッツ・マジカル!」の曲が使われています。私がちょうどパークに通い始めた頃ですので、思わず懐かしい気持ちがこみ上げてきました。

 

「カーズランド」を目いっぱい楽しむ

では、ここからはディズニーランドのお隣にある「カリフォルニア・アドベンチャー」について書いていきます。

 

やはり一番の目玉は「カーズランド」2012年6月にオープンして以来、多くの人気を集めています。今回はメインアトラクションである「ラジエーター・スプリングス・レーサー」に乗ったのですが、ドライブの爽快感や車に乗る楽しさを感じました。車好きなアメリカ人に好まれるアトラクションですね。

 

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©Disney

 

また何度乗っても飽きないようになっているのも、ディズニーのアトラクションらしいと思いました。ネタバレになってしまうので書きませんが、乗るライドによって2つのコースに分かれるのです。今回幸運にも2つとも体験できたのですが、何度乗っても新しい発見がありました。

 

ただふと思ったのが、これをもし東京に持ってくるのであれば、周辺のエリアを含めたものでないと厳しいということです。

 

このアトラクションはラジエーター・スプリングスにあるからこそ意味があると思いますので、このアトラクションだけを持ってきても感動は薄れる気がするのです。さて、どうなるでしょうか…。

 

「ブエナビスタ・ストリート」で写真を撮る

カリフォルニア・アドベンチャーは世界でもここにしかないディズニーパークです。そんなパークのエントランスを入ってすぐにあるのが「ブエナビスタ・ストリート」ここはウォルト・ディズニーが1920年代に初めてカリフォルニアに訪れたときの、ロサンゼルスの街並みが再現されています。

 

そんなブエナビスタ・ストリートで私がチェックしたのは「レッド・カー・トロリー」「カーセイ・サークル・シアター」「ロック・キャンディ・マウンテン」の3つです。

 

「レッド・カー・トロリー」は路面電車で、実際に電線から電気をもらって動いています。ゲストが乗ることもできますし、これを使ったアトモスショー「Red Car Trolley News Boys」も行われます。

 

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アトモスショー「Red Car Trolley News Boys」にはミッキーマウスも登場する。©Disney

 

「カーセイ・サークル・シアター」は1937年に映画『白雪姫』が公開されたシアターをモデルに作られたレストランです。ブエナビスタ・ストリートのランドマークになっています。ちなみに、これと同じものを上海ディズニーランドに作るという話もあります。

 

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©Disney

 

「ロック・キャンディ・マウンテン」はかつて建設が計画されたものの、お蔵入りになってしまった幻のアトラクションです。このアトラクションの模型がショーウインドウに展示されています。なんとも美味しそうなアトラクションでした。

 

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©Disney

 

「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」に乗る

一時期、東京にも作られると噂された「ソアリン」ゲストはライドに乗って空の旅へと出発します。本当に空を飛んでいるかのような感覚になるので、あっという間に時間が経ってしまいます。

 

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©Disney

 

東京の場合、富士急ハイランドが同様のアトラクションを導入してしまいましたので、難しいかもしれません。ただ上海にも導入計画はあり、今後リニューアルの計画もありますので、もしかすると東京にもソアリンが作られるかもしれませんね。

 

アラジンのショーを見る

カリフォルニア・アドベンチャーでは映画『アラジン』のミュージカルショーも行われています。2階席まである大きな劇場で所要時間は45分弱。そんな時間の中にアラジンの名場面がぎゅっと詰まっています。なによりジーニーのジョークが面白い!英語力がなくて半分程度しか分からなかったのですが、本当に面白かったです。

 

スポンサーなしで、しかもテーマパークの中で、さらには一日4回~5回公演でここまでレベルの高いブロードウェイショーを行っているとは思いませんでした。さすがはディズニー。やっぱりミュージカルの本場は違います。東京でやったらおそらくゲストが殺到するでしょうね。

 

ちなみに、開園前の注意アナウンスは英語の後に日本語、スペイン語の順番で流れました。ここ以外で日本語アナウンスを聞いたのがスモールワールド*1くらいでしたので、それだけ日本人ゲストが多いのかもしれませんね。

 

「ワールド・オブ・カラー」を見る

さてディズニーランドの夜のメインイベントが「ファンタズミック!」なら、カリフォルニア・アドベンチャーは「ワールド・オブ・カラー」でしょう。私も行く前に「絶対に見てね!」と友人に念を押されたほどです。

 

こちらはエリア観賞用のファストパスが発行されます。もちろんファストパスがなくても見られるのですが、すべて立ち見ですので、やはり事前にパスをもらったほうが良いと思います。またエリア観賞券つきのディナーパッケージというのもあります。

 

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「グリズリー・リバー・ラン」のファストパス発券機で開園から発券される。アトラクションのパスと同様、一人につき一枚必要。©Disney

 

ショーを待っている間にも、ディズニーらしい演出がありました。それはスマートフォンを使ったゲーム。観覧車に表示される順番と同じ色をスマートフォンに入力していく、という簡単なゲームなのですが、暗記が必要でなかなか難しい。しかも一番ポイントが高かった人は観覧車のイルミネーションを自由に操作できる!というのですから、ちょっと盛り上がってしまいました。

 

Fun Wheel Challenge

http://funwheelchallenge.com/

 

さて、そんなこんなであっという間にショーがスタート。多くの人に囲まれながら見たのですが、思わずボロボロ泣いてしまいました。

 

ウォータースクリーンに映し出される映像、ライトで照らされた噴水、そして炎などの演出。ディズニー作品の名場面がたくさん映し出されるのですが、水の美しさにも感動しました。これを見るためだけにアナハイムに来る価値はあると思います。

 

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©Disney

 

ワールド・オブ・カラーでは音楽に合わせて色が変化する「イヤーハット」に対応しています。東京のマジカルドリームライトもそうですが、これがあれば自分もまるでショーに参加している気持ちを味わうことができますよ。

 

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イヤーキャップはパーク内のショップやダウンタウン・ディズニーの「ワールド・オブ・ディズニー」でも販売されている。©Disney

 

スターバックスのカフェに行く

アメリカのパークにはスターバックスが運営するカフェが続々とできています。アナハイムではディズニーランドとカリフォルニア・アドベンチャーにそれぞれ1か所あります。

 

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©Disney

 

ディズニーパークの中でスターバックスというのもなんだか変ですが、美味しいコーヒーが味わえるのはいいですね。

 

ミッキーのプレミアム・アイスクリームバーを食べる

夏のディズニーパークと言えば「ミッキーのプレミアム・アイスクリームバー」東京では売られていないのですが、アメリカ人にとってはおなじみのアイスなんです。

 

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©Disney

 

バニラアイスがチョコレートにくるまれているのですが、甘さ控えめでとても美味しかったです。だけど、ちょっと硬かったかな? 

 

ちょこっと小話

ではここからはアナハイムのパークにまつわる小ネタをご紹介します。

 

  • ロサンゼルス国際空港からディズニーランド・リゾートまでは大型の専用バスが出ている。予約は不要だが、乗車料金の支払いはクレジットカードのみ。バス乗り場で待っているとタクシーや乗り合いタクシーが「乗せていくよ!」と誘ってくるが、割高になるので注意が必要。
  • アナハイムのゲートで入場待ちをしていると、年パスを持っているゲストが多いことに気付く。市街地からも近いし、みんな気軽に来てるのかな?
  • チケットはバーコードを読み取る方式。東京と違ってキャストさんが読み込んでくれる。不正防止のために、1日目の使用時に顔写真を撮られて、それをキャストさんにチェックされる。
  • アトラクションにファストパスで入ると、何やらカードを見せて入っているゲストを見かける。調べてみたら、ハンディキャップを持つゲストが利用する「Disability Access Service Card」みたい。てっきり東京のバケーション・パッケージみたいやつかと思ったよ…。
  • ワールド・オブ・カラーは鑑賞エリアによって色分けされており、入場口も分かれている。それなのに誘導看板も案内も一切なし。現場のキャストさんに聞くしかない。ちなみに、鑑賞券つきのディナーパッケージだと、中央前方の最高の場所で見られますよ。
  • 東京と同じく、待ち時間の調査やゲストへのインタビューが行われている。どこのパークでもマーケティングは同じみたい。
  • スポンサーも東京と同じく、様々な有名企業が名を連ねている。日本企業はホンダ、ヤマハとニコン。ニコンはパークのオフィシャルカメラにもなっており、カメラキャストさんが使うのもニコンの一眼レフになっている。

 

日本からロサンゼルスまで飛行機で10時間前後。多くの直行便が出ています。ちょっと遠いのですが、東京のパークでは味わえない感動があると思います。

 

「オーランドのディズニーワールドまでは遠いんだよなあ」という方には、まずはアナハイムのパークをおすすめします。アナハイムのディズニーランドは、ウォルト・ディズニーが唯一、自身の手で作り上げたパークですから。

*1:スモールワールドの場合、日本語以外にも英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語などのアナウンスが流れていました。