新年明けましておめでとうございます。昨年は多くの読者の皆さんに支えられて、様々な情報をお伝えすることができました。
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2017年も舞浜新聞では、独自の視点と切り口で、読者の皆さんに様々な情報をお伝えしていきたいと考えています。今年もどうぞよろしくお願い致します。
実は昨年末に、生まれて初めて「サンリオピューロランド」へ行ってきました。そこで今年の元日特集は、ちょっと趣向を変えて、サンリオピューロランドについてご紹介したいと思います。
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どうやって行けばいいの?
サンリオピューロランドは、東京都多摩市にあります。最寄りの駅は、京王相模原線と小田急多摩線、多摩モノレールが乗り入れる「多摩センター駅」です。
改札口から目を引く「京王多摩センター駅」駅はサンリオのキャラクターづくしになっている。©Sanrio
都心から行く場合は、新宿駅から京王線の準特急(橋本方面行き)に乗れば、30分ほどで多摩センターまで行くことができます。なお、新宿からは、高尾山口や八王子へ行く電車も走っています。必ず乗り換えサイトやスマートフォンのアプリで、ルートや時間を調べておくことをおすすめします。
多摩センター駅の南口から外に出ると、イトーヨーカ堂や三越などがあるエリアになっています。途中の大きな十字路を左に曲がると、ピューロランドが見えてきます。
自動車の場合は、ピューロランド地下の駐車場、もしくは近隣にある駐車場を利用しましょう。ピューロランドの地下駐車場は、80台ほどしか止めることができません。ピューロランド地下は1日1,500円、それ以外の提携駐車場は、1時間240円となっています*1。
羽田空港・成田空港からは、多摩センター駅行きのリムジンバスか、京王線の南大沢駅、聖蹟桜ヶ丘駅行きのバスを利用しましょう。羽田空港からは、京王バスの「サンリオピューロランド号」も走っていますよ。
2016.12.11 HND 番外編
— mistral (@dangan_spotter) 2016年12月11日
今日デビューした京王サンリオ ピューロランド号
EVA AIRに負けない仕上がりとなっています笑 pic.twitter.com/pS0BM0X0MH
チケットはいくらなの?
1日アトラクション乗り放題・ショー見放題の「パスポート」は、平日3,300円、休日3,800円となっています(大人料金)。休日パスポートは、平日・休日どちらも使うことができます。
なお、コンビニや旅行代理店、チケットぴあ、イープラスで事前に購入すると、100円引きになります。また、サンリオギフトショップ、サンリオギフトゲートで購入すると、当日チケット窓口で引き換える必要がありません。ウェブでも「オンラインパスポート」を購入することができ、こちらも通常価格より100円引きになっています。
期間限定で割引キャンペーンが行われることもあります。詳しい情報は、ピューロランドの公式サイトでご確認ください。
何があるの?
サンリオピューロランドは完全屋内型の施設になっています。暑さや寒さ、雨の心配をせずに楽しむことができます。
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エントランスを入って、左にはインフォメーションカウンター、右にはエントランスショップがあります。正面にある階段を上ると、4階のレストランとショップへ行くことができます。
中央にある階段・エスカレーターを下りると、開けた場所に出ます。ここがパーク中央にある「ピューロビレッジ」です。ここから、各アトラクションへ行けるようになっています。
サンリオピューロランドには、以下のアトラクションがあります。
- メルヘンシアター
- エンターテイメントホール
- フェアリーランドシアター
- サンリオキャラクターボートライド
- ディスカバリーシアター
- マイメロードドライブ
- ストロベリーホール
- トゥインクリングツアー
- レディキティハウス
アトラクションといっても、ライド型は「サンリオキャラクターボートライド」と「マイメロードドライブ」の2つのみです。メルヘンシアター、フェアリーランドシアター、ディスカバリーシアターでは、キャラクターが出演するショーが行われています。それ以外は、写真撮影ができるグリーティングや、歩いて楽しむウォークスルー型になっています。
レストランは5か所あります。4階の「館のレストラン」はブッフェ、反対側にある「レインボーワールドレストラン」は、フードコート型のレストランになっています。席数が多いので、混雑したときも安心ですね。
2016年12月23日にオープンした「レインボーワールドレストラン」ローストビーフ丼、オムライス、パスタなどを楽しむことができる。©Sanrio
1階にある「スイートパーラー」と「キャラクターフードコート」では、サンリオのキャラクターをイメージしたメニューを味わうことができます。ついつい写真を撮りたくなっちゃいそうですね。
おすすめのショーはなに?
私がおすすめしたいのは、中央のピューロビレッジで行われる「ミラクルギフトパレード」と「ミラクリュージョン~Happiness~」、メルヘンシアターで行われる「不思議の国のハローキティ」の3つです。
ミラクルギフトパレードは、ピューロランド開園25周年を記念して始まりました。「パレード」と書いてありますが、フロートの移動はほとんどなく、基本的にショーと考えていいでしょう。
ミラクルギフトパレード ©Sanrio
どの場所から見ても楽しめるのですが、おすすめしたいのは「大きなスクリーン下」エリアですね。ここはショーの中で、ハローキティとダニエルの見せ場を楽しむことができます。
遊園地のショーとは思えないほどの、ダンサーさんのアクロバティックな演技、かわいいコスチュームのキャラクターたち、そしてキャラクターが近い!詳しい内容はネタバレになってしまいますので、ここでは書きませんが、なかなか感動的なストーリーに仕上がっていますよ。ちなみに、私の横で見ていた女の子は、クライマックスのシーンでぽろぽろ泣いていました。
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ショーの中で一番盛り上がるのが「KAWAII FESTIVAL」ミラクルハートライトで、私たちも参加することができる。©Sanrio
「ミラクリュージョン~Happiness~」は、パーク中央にある「知恵の木」にプロジェクション・マッピングが映し出されるショーです。このショーの魅力は、映像だけではなく、ハローキティとダニエルも出演するところです。ショーの最後には、2人の撮影タイムもありますよ。鑑賞エリアは、中央大階段と大きなスクリーン下の2か所です。
「不思議の国のハローキティ」は、宝塚歌劇団とサンリオという、異色のコラボで生まれたショーです。始まる前に手拍子や拍手のポイントが説明されますが、これは2部構成の後半、レビューの部分です。
前半のミュージカルでは、思わずくすっと笑わされるポイントもあり、深いメッセージを感じるポイントもあるという、なかなか見ごたえのあるショーです。「子ども向け」とあなどってはいけませんよ。後半のレビューでは、宝塚歌劇団を感じさせる演出で、思わずビックリしてしまうかもしれません。個人的には、キティちゃんのお母さんの歌唱力に驚きましたが…。
ラインダンスや大階段の演出は、まさに宝塚歌劇団そのものだ。©Sanrio
これ以外にも、期間限定のミニショーやグリーティング、イベントが行われています。サンリオの場合は、どんどん新キャラクターが生まれていますので、その人気度に合わせて、ピューロランドの内容も変わっていきます。
グッズはどこで売ってるの?
パーク内にはいくつかショップがあるのですが、4階エントランス近くにある「エントランスショップ」では、ほぼすべてのグッズがそろいます。ピューロランドオリジナルグッズだけではなく、サンリオのキャラクターグッズのほとんどは、ここで買うことができます。
ATMはエントランスショップ入り口の近くにあります。手持ちが少ないときでも安心ですね。
知っておくと便利な豆知識はある?
ピューロランドには「休館日」があります。スケジュールを組むときには、必ず事前に公式サイトで確認しましょう。開園時間は、休日は9:00~20:00、平日は短いときで10:00~17:00となっています。
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エントランスを入ると、スタッフさんが「ガイド&マップ」を渡してくれます。これには、ピューロランドの地図が載っています。ショーのスケジュールや期間限定のグッズ、グリーティングの情報などは、1階へ下りる階段・エスカレーターの脇にある「Today' Fun」に書いてあります。忘れずにもらいましょう。
ピューロランドは完全屋内型施設ですので、冬の日は上着が邪魔になってしまいます。そんなときのために、1階へ下りる階段の裏側にコインロッカーがあります。コインロッカーは、大きさに合わせて200円~600円まで用意されています。
ピューロランドは階段や段差が多いため、1階・2階のアトラクションエリアでは、ベビーカーは使用禁止になっています。手持ちのベビーカーは、3階のインフォメーションで預けることができます。なお、平日(17時閉館日)は、全ての階でベビーカーは使えるようになっています(混雑状況によって変更あり)。
パーク中央のピューロビレッジで行われるパレードでは、鑑賞エリアごとに、事前待機場所が用意されています。東京ディズニーリゾートのように、パレードルートで待つことはできません。必ず、開始時刻の1時間前までに、待機列へ行きましょう。待機列の場所は、パークで配られているガイドや、公式サイトで確認することができます。
パレードを待っていると、参加型グッズ「ミラクルハートライト」をスタッフが売りに来てくれます。これはパレードやショーの音楽に合わせて、光の色が変化するというものです。1個1,500円です。
パレードのキーアイテムとしても登場する「ミラクルハートライト」©Sanrio
ピューロランドには、待ち時間を節約できる「ピューロパス」があります。パレードと一部のショーは1枚1,000円、それ以外の対象アトラクションは1枚500円で販売しています。パレードの場合は、大きなスクリーン下エリアに、優先鑑賞エリアが用意されています。
おわりに
昔から遊園地は大好きで、東京ディズニーランドを始め、これまでにいろいろな場所を訪れてきました。しかし、サンリオピューロランドはなかなか行く機会がなく、まったくの未経験でした。
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そんなとき、ちょうど多摩センターに行く用事があったのです。「せっかくだし、ピューロランドにでも寄ってみようかな」一緒に行く相手もいるということで、軽い気持ちで足を踏み入れました。
冬休みだったということもあって、平日にもかかわらず、家族連れやカップル、若い女の子のグループで賑わっていました。東京ディズニーリゾートとは客層が重なっているのかな?という印象を受けました。
中を見て回ると、サンリオの人気キャラクターたちで、一つの世界がつくられていました。昔によくお世話になったキャラクターから、最新のものまで。もちろん、トップには世界的な人気キャラクターに成長した、ハローキティが君臨しています。
海外セレブにもファンが多い「ハローキティ」©Sanrio
ただ、ディズニーパークと同様に、キャラクターそれぞれに固定ファンがいて、愛されているのをすごく感じました。ショーも完成度が高く、決して子どもだましにはなっていなかったと思います。
ディズニーパークとピューロランドは、とても親和性が高いと思います。私もこれまで未経験で、ピューロランドについては何も言えなかったのですが、ディズニーパークが好きな方なら、ピューロランドもきっと好きになると思います。
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ただ、一つ気になるのが、アクセスの悪さでしょうか。
京王線の場合は、多摩センターまで直通する電車に乗れないと、調布で一度乗り換えなくてはいけず、余計に時間がかかってしまいます。また、小田急で新宿から新百合ヶ丘を経由するルートもありますが、こちらも少し時間がかかります。東京駅から考えると、約1時間ほどかかるのは、気になりますね。
ただ、それでも、一度訪れてみる価値はあると思います。サンリオのキャラクターが好きな方はもちろん、なんとなく気になっていて、行ったことがない方は、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
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*1:ピューロランドのインフォメーションで、15時間券(1,500円)を買って、精算することもできます。