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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



スペシャルイベント「ディズニークリスマス2013」を振り返る

月日が経つのはあっという間。もうクリスマスも終わって、いよいよ2013年もあとわずかになりました。

 

東京ディズニーリゾートでは11月7日から12月25日まで、例年通りクリスマスイベントが開催されました。今年は30周年効果もあって、休日は入場制限が行われることも多かったようですね。

 

ランドは「クリスマス・ファンタジー」、シーは「クリスマス・ウィッシュ」と題して、今回のクリスマスイベントは行われました。今回の記事では、そんなディズニーパークで行われたクリスマス限定のエンターテイメント・プログラムについて、振り返っていきたいと思います。

 

ディズニー・サンタヴィレッジ・パレード

今年でサンタヴィレッジは3年目。昨年との変更点はキャラクターやダンサーの衣装、ゲスト参加ダンスの振り付け、そして使われている楽曲など。しかしフロートも更新するのかと思いきや、そのままで実施された。これにはがっかり。テーマを変えずにパレードをするのは構わないけど、もう少し変化を出してほしかった。

 

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©Disney

 

2014年のクリスマスもサンタヴィレッジの実施が決まっているため、おそらくフロートはこのままだと思われる。これじゃあ「クリスマスは何もやらなくても客が来るからいいや」と思われても仕方ない。もう少し工夫してほしい。

 

東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ クリスマスバージョン

今年も夜のパレードはクリスマスバージョン。文句なし。これを見ないとランドのクリスマスという感じがしない。来年以降も引き続き実施をしてほしい。

 

スーパードゥーパー・ジャンピンタイム クリスマスバージョン

グリーティング前の「トナカイダンス」はいい加減変えるべきでは?せっかくグリーティングもセットになったいいショーなのに、本当にもったいない。そろそろ新しい要素が欲しい。

 

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ランドらしさが光るスーパードゥーパー。シーでは常演のグリーティングショーがなくなってしまったため、ここが唯一のグリショーとなっている。©Disney

 

カラー・オブ・クリスマス

公演時間が短すぎる。キャラクターが遠い。ストーリーがよく分からない。ディズニーのショーに関して不平・不満はあまり書きたくないのだが、カラクリに関してはシーのクリスマスショーとして不十分だと思う。

 

昨年よりも公演時間が少し伸びたとはいえ、私の周りで見ていたゲストも「えっ!?これで終わり?」というリアクションだった。こんなハーバーショーをするくらいなら、ステージショーに力を注いだほうがいい。

 

カラー・オブ・クリスマス-アフターグロウ

昨年もショー終了後にツリーとオブジェは点灯していたが、今年から公式にプログラムとして載せられた。ただこれは遅い時間までいるゲストしか見られないという弱点がある。これについては仕方がないかも。

 

ホリデーグリーティング・フロム・セブンポート

最初に見たとき「なんだ!やればできるじゃん!」の一言だった。昨年はザンビーニ前を出発した集団がミッキー広場を経由して、最後にリドアイルへ向かうという流れだった。そのため、リドアイルにいるゲストは音楽が鳴っているのに、誰も来ないという待ちぼうけ状態。これに私は激怒したのをよく覚えている。

 

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©Disney

 

今年はミッキーはザンビーニ前、ミニーはリドアイルからそれぞれスタートして、ハーバーをキャラクターとダンサーたちがまんべんなく回る流れに変わった。まさしくこれが本来の姿だと思うし、あわただしさが残るものの「ハーバーのグリーティングショー」という目的をきちんと果たしている。

 

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©Disney 

 

ただし、キャラクターを動かすということは、その分リスクも伴う。シーはランドと違って段差や階段が多いため、キャラクターが転倒しそうになっている場面が何度かあった。これに関しては現場も認識しているだろう。難しい問題と言える。

 

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階段で転倒しそうになり、ダンサーに気遣われるデイジー。ハーバーでは移動距離が長いため、キャラクターの「ヒヤリ」が多かった。©Disney

 

最後に30周年の要素を加えているのもよかった。「ハピネスグリーティング・オン・ザ・シー」の代わりとして、無理やり30周年の要素を加えたのかもしれないが、自然な流れでよかったと思う。シーのシンボルであるダッフィー・シェリーメイを登場させたのもよかった。

 

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©Disney

 

ただし、ミッキーの早着替えシーンでミッキーが出ないトラブルが多発していたのは問題だと思う。機械トラブルなのか、それともミッキーの着替えが間に合わなかったのか。今年限定とはいえ、現場には再発防止をお願いしたい。

 

テーブル・イズ・ウェイティング-クリスマス・キュイジーヌ

昨年とクリスマスの料理を準備するシーンが変更されたが、基本的な流れは同じ。最後にミッキーが全部美味しいところを持っていくとはいえ、なかなかいいショーに仕上がっていると思う。来年以降も継続してほしい。

 

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©Disney

 

ビッグバンドビート~クリスマス・スペシャル~

これについては文句なし。例年通りのプログラムだが、これをテーマパークで見られること自体すごいと思う。現場は大変だとは思うが、引き続き素敵なショーを見せてほしい。

 

全体的に見て

今年はランド30周年のイベントが開催中であるため、クリスマス期間中のパークは多くの人でにぎわいました。 例年11月・12月は混雑するのですが、今年は「両パークとも入場制限」という日も珍しくありませんでした。

 

そのためでしょうか。どうもエンターテイメントを見ていると「変えなくていいや」「例年通りでいいよ」「どうせ工夫しなくても客は来るんだから」という思いが透けて見える気がするのです。

 

当然、現場のキャストやダンサー・キャラクターは、目の前にいるゲストにハピネスを提供するために必死です。オリエンタルランドの社員も、ゲストのために質の高いエンターテイメントを提供しようと努力しているはずです。しかし、どうしても「手抜き感」が透けてしまうのです。

 

2014年のクリスマスイベントのスケジュールは、すでにオリエンタルランドから発表されています。それを見ても、新しいパレードやショーはなし。基本的には今年と同じだと思われます。

 

キャッスルショーはシンデレラ城を使った結婚式があるため、実施が難しいのかもしれません。コストが大きく、ゲストの数に制限があるキャッスルショーよりも、コストが抑えられ、しかも多くのゲストに見せることができるパレードのほうが効率がいいのでしょう。

 

シーも同じです。大きなコスト・少ない収容人数のステージショーよりも、ハーバーショーのほうがより多くのゲストに提供することはできます。でも、果たしてそれでいいのでしょうか?

 

キャッスルフォアコートやウォーターフロントパークに多くのゲストが集まって、それぞれの時間を過ごしているのを見ると、オリエンタルランドにとって、この2つの場所はもはや「豪華なショーをする場所」ではなく「ゲストの憩いの場」なのでしょう。

 

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イルミネーションが輝くウォーターフロントパーク。ここはもはやショーを行う場所ではないのか?©Disney

 

好き勝手なことを書いていますが、今のパーク、特にクリスマスイベントには危機感を覚えます。エンタメを削り、経費削減を続けていれば、いつかゲストの満足度は崩壊するかもしれません。だって、今の満足が次の「また行きたい」につながるのですから。そのことを認識している方は、オリエンタルランドの中にどれだけいらっしゃるのでしょうか。気になります。

 

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©Disney