舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



東京ディズニーリゾートの2020年度スケジュールを読み解く

9月26日、オリエンタルランドは、報道関係者向けに2020年度の東京ディズニーリゾート年間プログラムを発表しました。

 

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それでは、オリエンタルランドから発表されたプレスリリースをもとに、舞浜新聞独自の視点で、東京ディズニーリゾートの将来像を読み解いていきたいと思います。

 

2019年度のスケジュールは、こちらをどうぞ。

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東京ディズニーランド

まずは東京ディズニーランドから見ていきましょう。

 

2020年

  • 3月31日 ランチタイムショー「リロのルアウ&ファン」終演
  • 4月15日 拡張エリアオープン
  • 6月4日~11月1日 ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス
  • 9月11日~11月1日 ディズニー・ハロウィーン
  • 11月10日~12月25日 ディズニー・クリスマス

 

2021年

  • 1月1日~1月5日 お正月のプログラム
  • 1月13日~2月14日 美女と野獣のプログラム「名称未定」

 

いよいよ新エリアがオープン!

「グランドサーキット・レースウェイ」(2017年1月クローズ)と「スタージェット」(2017年10月クローズ)の跡地で建設が進められていた、待望の新エリアが4月15日にオープンします。

 

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ファンタジーランドには、映画『美女と野獣』をテーマにしたエリアが誕生します。メインアトラクションは、曲に合わせて動くライドに乗って、映画のストーリーを体験することができる「美女と野獣“魔法のものがたり”」です。2018年12月には、公式のメイキング映像も公開され、すでに話題になっています。

 

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アトラクションの周辺には、「ラ・ベル・リブレリー」「ボンジュールギフト」「リトルタウントレーダー」の3つのショップが一体となった「ビレッジショップス」、200席規模のカウンターサービスのレストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」、小規模フード施設「ル・フウズ」、ポップコーンワゴン「ル・プティポッパー」が合わせてオープンします。

 

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工事用の通路を確保するために、一部エリアが解放された「美女と野獣エリア」

 

『美女と野獣』をテーマにしたエリアは、すでにアメリカ・フロリダのマジックキングダムに導入されています。しかし、メインアトラクションの「美女と野獣“魔法のものがたり”」は、東京オリジナル。ファストパス発券所として、モーリスのコテージもつくられますので、映画の世界観が感じられるエリアになりそうです。

 

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「美女と野獣“魔法のものがたり”」のファストパス発券所となるモーリスのコテージ

 

ファンタジーランドには、屋内シアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」も誕生します。東京ディズニーランドで初めてとなる、1,500名収容の屋内型シアターで、「ディズニーのキャラクターたちと一緒に、素晴らしい音楽の世界をめぐる旅」がテーマになった、東京オリジナルのプログラムが上演される予定です。今回のプレスリリースでは発表されませんでしたが、今後詳細が出るでしょう。

 

トゥーンタウンには、ミニーマウスの常設グリーティング施設として、「ミニーのスタイルスタジオ」がオープンします。ファッションデザイナーとして活躍するミニーが、おしゃれなコスチュームをゲストに披露してくれるはずです。

 

一つ気になるのが、コスチュームの種類ですね。シーにある「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」では、ミニーのコスチュームは1種類のみです。一方で、ランドの「ミッキーの家とミート・ミッキー」では、ミッキーのコスチュームは4種類あります。まだ公式からは発表されていませんが、敷地面積を考えると、複数のコスチュームのミニーと会える可能性が高いでしょう。

 

トゥモローランドには、映画『ベイマックス』をテーマにしたアトラクション「ベイマックスのハッピーライド(協賛:ダイハツ工業)」、さらにポップコーンの専門ショップとして「ビッグポップ」がオープンします。

 

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ハッピーライドは、コンセプトアートを見る限り、海外のパークにもあるライドをアレンジして導入すると思われます。小さな子やシニアゲストでも、安心して乗れるアトラクションになるでしょう。海外のパークと比べて、東京のポップコーンは様々な種類の味が販売され、ゲストの人気を集めています。ビッグポップでは、好きな味のポップコーンとバケットを組み合わせて購入できますので、より便利になりそうですね。

 

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東京ディズニーリゾートには、年間3,000万人を超えるゲストが押し寄せ、混雑感が高まっています。オリエンタルランドとしては、今回のエリア拡張で、ゲストの流動性を高め、混雑の緩和や顧客満足度の向上を目指していると思われます。新施設が入園者数にどれほどの影響を与えるのか。今後も舞浜新聞では、状況を見極めていきます。

 

ちなみに、メインエントランスの改修工事も2020年春に終了する予定です。舞浜駅側の工事が終われば、今よりもスムーズに入園することができそうですね。

 

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駐車場側で稼働している新型ゲート。顔認証技術も導入され、迅速な入園に一役買っている。

 

ひっそりとランチタイムショーが終演に

新エリアオープンの陰で、2005年2月から「ポリネシアンテラス・レストラン」で行われてきたランチタイムのショー「リロのルアウ&ファン」が終演します。

 

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今回のプレスリリースでは、後継となるショーについて、何も発表されませんでした。ディナータイムの「ミッキーのレインボー・ルアウ」も終了するのであれば、施設の改修工事やテコ入れも考えられますが、そういった発表もありませんでした。

 

今のオリエンタルランドの経営姿勢を考えると、食事難民の解消のために、お昼だけショーを行わずに、予約不要でレストランを開放する…ということも十分考えられます。ただでさえ、新エリアのオープンで家族連れも増えますので、ぜひ後継となるショーの導入を強く望みたいですね。

 

まさかの「スペシャルイベント」なし!?

今回のプレスリリースでは、4月~8月までのスペシャルイベントは発表されませんでした。例年、春のイースターに始まり、七夕、夏イベントが行われるのが通例だったために、ファンの間に驚きの声が広がりました。

 

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イベント情報が今後追加される可能性は、ゼロではありません。ただ、新エリアのオープンで、首都圏だけではなく、地方からの来園も多く見込まれています。オリエンタルランドとしては、スペシャルイベントを行わなくても、十分集客できると考えているからかもしれません。

 

また、7月24日から8月9日までの東京五輪、8月25日から9月6日までのパラリンピック大会の影響もあるでしょう。五輪期間中の首都圏への来訪は、訪日外国人を含めて、延べ約1,000万人を超えると見込まれています。地方からは五輪観戦と東京ディズニーリゾートをセットにした、旅行プランも販売されるかもしれません。

 

www.nikkei.com

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期間限定のショーやパレードを行って、年間パスポート保有者やハードリピーターを呼び込み、パークの混雑に拍車をかけたくない、という考えもあるのでしょう。地方客やライト層の満足度を最大限に高めたい。そんな思いすら感じられます。

 

五輪と絡めた、スポーツをテーマにしたプログラムなども行わないでしょう。ただ、せっかく訪日外国人が増える時期に、七夕イベントすら行わないのは、少しもったいない気がしますね。

 

なお、6月4日から11月1日まで、スペシャルプログラムとして「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」の開催が決まっています。プレスリリースには、以下のように書かれています。

 

ディズニー映画『ベイマックス』をテーマにしたさまざまなデコレーションやフォトロケーションが登場するほか、映画の世界を表現したグッズとメニューを展開します。

 

文面から判断すると、シーのダッフィーフレンズのプログラムと同様に、物販のみのプログラムになると思われます。ベイマックスのグリーティングや、ミニパレードなどの開催は、おそらくないと思います。

 

一つ気になるのが、スペシャルイベントを行わないことで、グッズなどの物販収入が減る可能性があることです。過去のイースター、七夕、夏イベントでは、多種多様のグッズが販売されてきました。歳時記イベントを行わないということは、通年デザイン・新エリア・ベイマックスの3つのグッズに絞って展開していくと思われます。このあたりは、決算の数字を丁寧に分析していく必要がありそうです。

 

あくまでも妄想の域を出ないのですが、4月~8月のタイミングで、パレードルートの改修工事を行う可能性もあります。今後、デイパレードの「ドリーミング・アップ!」の休止情報が出れば、そのあたりの信憑性も判断できそうですね。

 

www.tokyodisneyresort.jp

 

ハロウィーン&クリスマスは、2019年と同じ

プレスリリースでは、ハロウィーンについて「ゴーストたちが披露する“ゴースト流の東京ディズニーランド”をテーマにスペシャルイベントを開催」と書かれていますので、2018年から始まった「スプーキー“Boo!”パレード」を2020年も行うと思われます。おそらく、オフィシャルスポンサーの大和ハウス工業が、引き続き協賛するでしょう。

 

www.daiwahouse.com

 

クリスマスは以下のように書かれています。

 

“ストーリーブックからあふれ出したディズニーの仲間たちのクリスマスの物語”をテーマにパレードやデコレーション、グッズ、メニューが展開され、パーク全体がファンタジックで楽しいクリスマスムードに包まれます。

 

おそらく2015年から始まった「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」を引き続き行うと考えられます。季節限定のパレードで、内容をほぼ変えずに6年目に突入するのは異例のことです。

 

2017年からオフィシャルスポンサーの日本航空が協賛しており、2020年もおそらく契約を継続すると思われます。「クリスマスは新規投資をしなくても、ゲストが来るからいい」という考えなのか、それとも日本航空が新規パレードへの投資をためらっているのか、このあたりは少し心配になりますね。

 

ハロウィーンとクリスマスは、例年多くのゲストで混雑します。新規投資を抑えることで、新エリアオープンによる利益を最大限に伸ばすことができるでしょう。ここでキャッシュフローを積み上げておけば、株価も安定して、東京ディズニーシーの新テーマポートなどの大規模開発にバトンをつなぐことができます。オリエンタルランドのしたたかさが感じられますね。

 

閑散期プログラムには『美女と野獣』?

お正月プログラムは、例年通りのグリーティングになると思われます。2021年の干支は「丑(うし)」前回2009年のときは、クララベル・カウが登場しました。

 

さて、気になるのが1月13日から2月14日まで行われる「美女と野獣のプログラム」です。実は1994年2月10日から14日まで、『美女と野獣』をテーマにした「バレンタイン・ウィーク」というプログラムを行ったことがあります。このときはフォトロケーションが設置され、チョコレートなどが販売されました。

 

 

プレスリリースでは「バレンタインのプログラムを開催し、デコレーションやグッズ、メニューを展開」と書かれていますので、新アトラクションとの相乗効果を期待したいですね。

 

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東京ディズニーシー

次は東京ディズニーシーを見ていきましょう。

 

2020年

  • 3月25日 「ファンタズミック!」終演
  • 3月31日 「アリエルのグリーティンググロット」クローズ
  • 3月27日~6月12日 ディズニー・イースター
  • 6月4日~8月26日 ダッフィー&フレンズのサニーファン
  • 7月1日~9月2日 ディズニー・パイレーツ・サマー
  • 9月11日~11月1日 ディズニー・ハロウィーン
  • 11月10日~12月25日 ディズニー・クリスマス

 

2021年

  • 1月1日~1月5日 お正月のプログラム
  • 1月13日~3月25日 ダッフィー&フレンズのプログラム「名称未定」

 

「ファンタズミック!」がいよいよ終演に

2011年4月にスタートした「ファンタズミック!」が、3月25日で終演となります。もともとは東京ディズニーランドで導入が計画されていたものの、スペースを確保できずに断念。その代わりに、ナイトパレードとして「ディズニー・ファンティリュージョン!」が製作されたという経緯があります。

 

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東京ディズニーシーへの導入をめぐっても、紆余曲折がありました。2001年の開園に合わせて公演開始が計画されていたのですが、メインのドラゴン開発が間に合わず断念。結局、夜のハーバーショーは「ディズニーシー・シンフォニー」が導入されることとなったのです。

 

 

カリフォルニアから遅れること18年、東京でようやくファンタズミックの導入が発表されたのは、2010年のことでした。しかし、シー開園10周年イベントに合わせて、2011年4月23日から始まる予定だったものの、東日本大震災の影響で延期に。実際にスタートしたのは、臨時休園から営業を再開した4月28日のことでした。

 

船の操縦キャストの不足、ハットバージの不具合など、様々な問題も指摘されてきました。しかし、アメリカでは30年近く続いているファンタズミックが、東京で終演してしまうことに、一抹の寂しさを感じますね。

 

今回のプレスリリースでは、後継となるショーについての発表はありませんでした。おそらく、20周年イベントが行われる2021年度の目玉として、新ナイトタイムショーを持ってくる可能性が高いでしょう。ただ、デイタイムのショーである「レジェンド・オブ・ミシカ」を終演させ、後継ショーを導入しなかったという過去もあります。製作費や操縦キャストなどの人件費抑制から、期間限定ショーのみにする、という選択肢も残されていますね。

 

「アリエルのグリーティンググロット」がクローズに

東京ディズニーリゾートで唯一、ディズニー・プリンセスの常設グリーティングが行われていたのが「アリエルのグリーティンググロット」でした。アリエルと一緒に記念写真を撮れるということで、多くのゲストで賑わっていました。

 

ここの施設は3月末でクローズされます。周辺エリアを含めて再開発するのか、それともバックステージ施設の再配置を行うのか、様々な理由が考えられます。単純に、プリンセスの人件費抑制を狙っているのであれば、残念としか言えませんね。

 

スペシャルイベントは「前年踏襲」

イースターについて、プレスリリースでは「イースターエッグから生まれた“うさピヨ”とディズニーの仲間たちが、ヘンテコ楽しい「ディズニー・イースター」をお届けします」という一文がありますので、おそらく2019年の「Tip-Topイースター」を引き続き行うと思われます。

 

夏は2019年と同様に、物販イベントである「ダッフィー&フレンズのサニーファン」と「パイレーツ・サマー」の両輪でゲストを集客します。ダッフィーフレンズのグッズは、売れ行きも好調ですので、夏休みのファミリー集客にも力を発揮するでしょう。

 

2017年から始まったパイレーツについては、一部で「再演されないのでは?」という声もありましたが、4年目に突入します。ただプレスリリースには、これまで行われていたアトモスフィア・エンターテイメントや、グリーティングに関する記述はありませんでした。

 

 

海賊たちによるグリーティングは人気があったのですが、ゲストが殺到して混乱したこともありました。あくまでも推測ですが、2020年はハーバーショーのみになる可能性が高いでしょう。

 

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ハロウィーンについては、以下のように書かれています。

 

邪悪な魔王の復活をたくらむ海の魔女たちにミッキーマウスたちがだまされ、だんだんとパークが邪悪な力に支配されていきます。何が起こるか分からない、ダークで妖しい雰囲気に包まれた東京ディズニーシーならではのハロウィーンの祝祭をお楽しみください。

 

この文面を読む限り、2019年から始まった「フェスティバル・オブ・ミスティーク」を引き続き行うでしょう。キャラクターの動線も改善されていますし、ポルト・パラディーゾを打ち出して、マニア受けする要素も入れ込まれています。おそらく2020年も人気を集めるショーになるでしょう。

 

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ライト層からハードリピーターまで、幅広く人気を集めた「フェスティバル・オブ・ミスティーク」

 

クリスマスについては、プレスリリースで「メディテレーニアンハーバーを舞台に、ディズニーの仲間たちやシンガー、ダンサーがクリスマスの音楽と本格的なライブパフォーマンスにあふれたレビューショーを披露」と書かれていますので、2018年から始まった「イッツ・クリスマスタイム!」を、2019年に引き続いて行うと思われます。

 

問題は夜のショーですね。2012年から始まった「カラー・オブ・クリスマス」は、2019年で終了することが発表されています。おそらくファンタズミックの終演に伴うものだと思いますが、後継となるショーが導入されるのかどうかも、気になるところです。

 

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シーのスペシャルイベントは、ランドと同様に「前年踏襲」が目立ちます。こちらも、新規投資や経費をできるだけ抑えて、ランドの新エリアオープンに伴う利益を最大化したいと考えているからでしょう。クリスマスについても「どうせゲストが来るから、夜のショーはカット」という判断がされても、おかしくはありませんね。

 

「ピクサー・プレイタイム」はやらない!?

お正月プログラムは、ランドと同様のグリーティングになると思われます。1月~3月の閑散期には、すっかり定着したダッフィーフレンズのスペシャルプログラムが、引き続き行われます。

 

驚きだったのが、2018年から行われてきたスペシャルイベント「ピクサー・プレイタイム」を、2021年は行わないことでした。当初から「ディズニーシーの世界観に合わない」と批判する声もありましたが、家族連れの集客に力を発揮していました。

 

2021年度は、東京ディズニーシーの開園20周年イベントが予定されています。おそらくここに力を入れるために、スペシャルプログラムを設定しなかった可能性はあります。ダッフィープログラムで新しく公演が決まった「グリーティングショー」を、ハーバーで行うことも考えられますね。20周年イベントの詳細は、2020年夏頃に発表されると思いますので、吉報を待つことにしましょう。

 

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期待半分、不安半分のオリンピックイヤー

2020年度のイベントスケジュールに対して、SNSでは批判的な声が多く上がっています。近年は、スペシャルイベントを2年以上再演するケースが多く、そのこと自体は珍しくありません。ただ、ランドがイースター、七夕、夏イベントすら「やらない」という決断を下したことに対して、不安を感じるゲストが多いことは事実でしょう。

 

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東京では長年、リピーターの集客を目指して、スペシャルイベントに力を入れてきた経緯があります。海外パークの場合、歳時記イベントはハロウィーンとクリスマスぐらいで、東京のように2か月~3か月スパンでイベントが入れ替わるのは珍しいです。

 

東京はディズニー直営ではなく、オリエンタルランドによるフランチャイズ経営のため、チケット収入よりも、グッズやレストランメニューの売上向上を目指してきた、という経緯もあります。ここまで育ててきたスペシャルイベントを行わないことに、ファンが不安を感じるのは当然でしょう。

 

また、エンターテイメント・プログラムを行わない、物販イベントが増えているのも気になります。ダッフィーフレンズ、ベイマックス、美女と野獣のように、人気コンテンツのグッズを出せば、必ず売れるのは理解できます。ただ、果たしてそれでよいのでしょうか。物販ばかりでコンテンツが乏しいスペシャル・プログラムの増加には、一人のファンとして少し心配になります。

 

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待望の新エリアがオープンして、オリンピックイヤーの東京ディズニーランドは、かなり盛り上がるでしょう。任天堂エリアのオープンを控える、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも対抗できると思います。しかし、これが「スペシャルイベント削減」の序章になるとしたら、不安しかありません。

 

2021年は東京ディズニーシーの開園20周年イベントが予定されています。また、東京ベイNKホール跡地に、映画『トイ・ストーリー』シリーズをテーマにした、新しいディズニーホテルの開業も計画されています。ランドとシーで、どのように集客のバランスを取っていくのか。このあたりも注目していく必要がありそうですね。

TDS新テーマポートは、2022年度の開業を予定。詳細はこちらをどうぞ。

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TDS新テーマポートと新ホテルの建設に向けて、地盤改良工事が進む駐車場跡地。

 

消費税率の引き上げに伴う景気悪化、五輪終了後の需要落ち込み、さらにはパークチケットの値上げを見極めるなど、東京ディズニーリゾートをめぐる環境は変化していくでしょう。「舞浜は不景気に強い」と言われますが、どこまで戦えるのか。お手並み拝見といったところでしょうか。

 

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