8月11日から17日まで、アメリカ・フロリダにある世界最大のディズニーリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド」へ行ってきました。ディズニーワールドの訪問は昨年12月以来、3回目となります。
舞浜新聞がライターとして参加している「ウレぴあ総研」のディズニー特集では、ディズニーワールドへこれから行く方のための記事を、たくさん執筆しています。
そこでブログでは、ちょっと違った視点から、ディズニーワールドの旅行記をまとめていきたいと思います。
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今回の旅の目的について
今回のディズニーワールド訪問は、以下の5つが大きな目的でした。
- アナ雪イベント「Frozen Summer Fun」を楽しむ。
- ビー・アワ・ゲスト・レストランでディナーを食べる。
- ジョフリーズとスターバックスのコーヒーを飲む。
- スターバックスの「You Are Here Collection」のマグカップをそろえる。
- 読者プレゼントを買う。
ハリウッドスタジオで行われているアナ雪イベント「Frozen Summer Fun」については、こちらの記事で詳しく書いています。
スターバックスのマグカップや読者プレゼントは達成できたのですが、唯一できなかったのが「ビー・アワ・ゲスト・レストランのディナー」レストランのキャストさんや、現地の旅行代理店の方にも聞いてみたのですが「夏休みは混んでいるから無理」「もし空きがあってもMy Disney Experience(スマートフォン用のアプリ)で検索しないと予約できない」とのことでした…。
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現地に住んでいる方でも、電話攻撃でなんとか予約を取っている…という状況だそうです。やはり人気は高いようですね。もし機会があれば、またディナーに挑戦したいと思います。
グリーティングが楽しい!
今回はアトラクションやパレード・ショーだけではなく、グリーティングにも参加するようにしました。
ディズニーワールドの場合、東京とは違って、マジックバンドにカメラキャストさんが撮った写真を記録してもらうことができます。マジックバンドとは、ホテルのルームキー、パークチケット、さらにはファストパス・プラスの情報まで組み込むことができる、リストバンドのことです。
ディズニーワールドの直営ホテル宿泊者に渡される「マジックバンド」
マジックバンドではなく、カメラキャストさんからカードタイプの「フォトパスキー」をもらって、そこに撮ってもらった写真を記録することもできます。ただ、いちいちカードを出すのは面倒ですので、やはりマジックバンドに記録してもらったほうが楽ですね。
撮ってもらった写真は、パークの中のカメラセンターなどで印刷することができます。また、ウェブで写真のデータをダウンロードすることもできます。
写真のダウンロードは1枚あたり14.95ドルとなっています。しかし、パーク内のショップやウェブで売っている199ドルの「メモリーメーカー」を買うと、ダウンロードは無制限になります。
ディズニーワールドでは長期間の滞在になりますし、パーク内の風景やキャラクターと一緒に、写真を撮る機会は多いと思います。メモリーメーカーは事前に買っておくと30ドル安くなりますので、写真をたくさん撮ってもらうという方は、行く前に買っておいた方がいいですね。
東京のグリーティングの場合、混んでいると長時間並ぶこともありますし、基本的には1グループ1枚のみとなっています。
しかし、ディズニーワールドでは、枚数は無制限で、カメラキャストさんにも手持ちのカメラで撮ってもらうことができました。グリーティングも濃密で、ゆっくりキャラクターとおしゃべりを楽しむことができました。グリーティングが好きな方には、ぜひディズニーワールドに来ていただきたいですね。
ディズニーワールドの場合は、プリンセスやおしゃべりができるミッキー、さらにはミッキーとミニーのWグリーティングも行われています。ちなみに、ドナルドに「日本から来ました!」と言ったら、ナミナミナのポーズをしてくれましたよ。
ディズニーワールドで唯一、ミッキーとミニーのWグリーティングが体験できる、アニマルキングダムの「アドベンチャーズ・アウトポスト」©Disney
おしゃべりができるミッキーは「日本から来ました!」と話すと、ミッキーが知っている日本語を使って、話をしてくれます。これには私も驚きました。東京でも導入されると、間違いなく人気スポットになりそうですね。
マジックキングダムの「タウンスクエア・シアター」で会えるミッキーマウス ©Disney
もちろん、いくらグリーティングの時間に余裕があるからといっても、節度を守った行動を心掛けたいものです。
アート・オブ・アニメーションは快適!
今回は2012年にオープンした「ディズニー・アート・オブ・アニメーション・リゾート」に泊まりました。ディズニーワールドの中で一番安い「バリューリゾート」になります。
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それぞれのテーマパークからは少し距離があるのですが、あまり移動は大変ではありませんでした。一番遠いマジックキングダムでも、20分~25分程度で着きます。ディズニーワールドへ来ると、朝から夜まで部屋を空けることが多いと思いますので、安いアート・オブ・アニメーションで十分だと思います。
部屋もリトル・マーメイドルームで、アメリカらしいポップな感じになっていました。東京のディズニーホテルのキャラクタールームとは、まったく雰囲気が違いますね。アリエルが好きな方には、たまらないと思います。
写真はバスルームにあるシャワーカーテン。これにアリエルが大きく描かれているのにはビックリ…。
ただ、リトル・マーメイドルームは、フロントから一番遠いんですよね…。それだけがちょっと気になりました。
「ホテルで時々休みたい」「ハネムーンで行きます!」なんて方には、できればデラックス・リゾートのフロリディアンやコンテンポラリー、ポリネシアンなどのマジックキングダムに近いホテルがおすすめです。コンテンポラリーはマジックキングダムの花火もすぐ近くで見られますし、徒歩でパークまで行けます。
マジックキングダムのエントランスから見える「ディズニー・グランド・フロリディアン・リゾート&スパ」©Disney
今度ディズニーワールドへ行くときには、デラックス・リゾートに泊まってみたいと思っています。
さいごに
今回3回目となったディズニーワールド訪問。3回目で分かったのが、アメリカのディズニーパークは「子どものためのもの」「家族のためのもの」ということです。
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パークを歩いていると、大人だけで来ているグループは少数派で、家族連れがほとんどでした。大人だけのグループに出会うと、日本人だった…ということも珍しくありませんでした。特にショーやパレードで、一生懸命に一眼レフでキャラクターを撮っている方を見ると、東京のグッズを身に着けていた…なんてこともありました。
グリーティングでもこんなことがありました。親子で並んでいても、キャラクターと話をするのは子どもだけ。お父さんやお母さんはそれを見守ったり、写真を撮ったりするだけで、キャラクターとはあまり関わりません。
もちろん、キャラクターと一緒に写真を撮る方もいますが、家族みんなで、子どもと一緒に、というケースがほとんどでした。東京のようにキャラクターだけのワンショットを撮ったり、お一人様や、大人だけのグループというのはまったく見かけませんでした。
日本では、子どもよりも大人のディズニーファン、パークファンがいかに多いかを思い知らされました。それだけファンの裾野が広いと、パークも混雑しやすくなりますし、グリーティングも殺伐とした雰囲気になってしまうわけです。
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「アメリカがいい」「東京がダメ」とは単純には言いきれません。ただ、アメリカのパークのほうが、みんながゆったりとした雰囲気の中で楽しんでいるという印象を受けました。
東京ディズニーリゾートが大好き!という方には、ぜひ一度でいいので、アメリカのディズニーパークを訪れていただきたいと思います。そうすれば、東京とは違ったパークの楽しみ方が見つかると思いますよ。
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よもやま話
それでは、今回のディズニーワールド訪問で、ちょっと印象に残ったことを書き留めておきたいと思います。
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今回は日本航空とアメリカン航空を利用しました。機内プログラムで映画を見ると、本編が始まる前にディズニー・バケーション・クラブのCMが流れました。ディズニーから日本航空に、かなりの広告費が払われているのでしょう。
行きの日本航空の機内で、軽食として出されたのが「エア・モスバーガー」説明書を見ながら、自分で組み立てるバーガーということで、これには驚きました。
ホテルのレストランで、なんと日本のお寿司が売られていました。パッケージを見ると、どうもエプコットの日本館で作られているようです。味はもちろん美味しく、お醤油もきちんとついていました。さすがは三越ですね。
ディズニーワールドでは、紙のファストパスではなく、事前にウェブなどで予約できる「ファストパス・プラス」に切り替わっています。システム調整などによって、アトラクションが止まってしまうと、予約していたファストパス・プラスはほかのアトラクションで使えるようになります。これは便利でした。
ディズニーワールドでは、パーク内やホテルの客室で無料Wi-Fiを使うことができます。ただ、人が多いと電波が不安定になって、切れやすくなっていました。心配な方は、海外対応のポケットWi-Fiを持っていくことをおすすめします。
マジックキングダムの夜のパレード「メインストリート・エレクトリカルパレード」東京のパレードと比べて、かなり暗めになっていて、写真を撮るのがかなり難しかったです。LEDではなく、昔ながらの電飾の温かい光が印象的でした。
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初めてハリウッドスタジオの「ファンタズミック!」で、ディナーパッケージを利用しました。これはショーの優先鑑賞券と、レストランでの食事がセットになっているというもの。
写真はディナーパッケージのショー鑑賞券です。天候不良などでショーが中止になっても、券を持っていくと、次回以降へ振り替えてもらうことができます。
今までは、高かったので遠慮していたのですが、今回初めて予約してみることに。食事も「ハリウッド・ブラウンダービー」で美味しいディナーを楽しめましたし、ファンタズミック!も正面の見やすい席で見ることができました。これは絶対におすすめしたいですね。
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ダウンタウン・ディズニーへ行ったのですが、そこで「ディズニー・ブティック」というブランドが展開されていることを知りました。これは大人の女性向けのブランドのようですね。
この写真は、ディズニー・ブティックの商品のうち、ホテルで売られていたアリエルのタンクトップです。一部の商品は、アメリカのディズニーストア公式サイトでも売られているようですね。
ディズニーワールドの中にあるオフィシャルホテル「スワン&ドルフィン」このドルフィンのほうに日本食のレストランがあるということで、初めて行ってきました。
The Walt Disney World Swan and Dolphin Resort - Orlando Hotels, Florida
「Kimonos」というお寿司屋さんなのですが、とにかく美味しい!日本人でも十分満足できる味でしたよ。ちなみに、お会計はルームチャージ(部屋付け)か、クレジットカードのみとなっていますので、ご注意を。
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