舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



私をディズニーワールドに連れてって!〈サラトガスプリングス編〉

今回のディズニーワールド訪問では、初めてディズニーバケーションクラブのヴィラに宿泊しました。そこで、あまり知られていないバケーションクラブのヴィラについて、皆さんにお伝えしようと思います。

 

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©Disney

 

今回宿泊したのは「ディズニー・サラトガスプリングス・リゾート&スパ」ディズニーワールド内にあるバケーションクラブのヴィラの中でも歴史があり、宿泊に必要なポイント数が少なかったので、ここに決めました。

 

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ホテルの名前になっている「サラトガスプリング」はアメリカに実在する都市の名前。ここには米国で一番古い競馬場があることから、ホテルも「馬」がテーマになっている。©Disney

 

ディズニーワールドの直営ホテルはどこも広大で、部屋からフロントまでかなりの距離を歩くときがあります。今回もフロントから5分ほどの距離にある「コングレスパーク棟」にある部屋に泊まりました。

 

バスで空港からホテルに向かっているとき、近くに座っていた女の子が風景を見ていて「まるでお城みたい」とつぶやいていたのが印象に残っています。

 

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空港とディズニーワールドを結ぶ「マジカルエクスプレス」©Disney

 

今回はあらかじめオンラインでチェックインをしておきました。チェックインは当日、ホテルのフロントでもできるのですが、オンラインチェックインですと、事前に部屋の希望を伝えることができるのです。

 

部屋の希望は選択肢の中から選ぶのですが、私の場合は「上層階」「フロントから近い」というのを希望に出しました。部屋自体は最上階で見晴らしが良かったのですが、フロントからは遠くて…。やはり希望をすべて通してもらうのは難しいようですね。ただし、目の前にシャトルバスの乗り場があったのは便利でした。

 

フロントでチェックインすると、ルームキーとして「マジックバンド」を渡されます。事前にカスタマイズしておいたので、私のバンドは青色、名前もきちんと入っていました。これを部屋の扉のセンサーにかざすと、鍵が開く仕組みになっています。

 

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マジックバンド ©Disney

 

今回宿泊したのは「デラックス・スタジオ」と呼ばれるタイプの部屋です。クイーンサイズのベッドが一つ、ダブルサイズのソファー型ベッドが一つという感じです。

 

部屋には洗面所やユニットバス以外にも、ミニキッチンが取り付けられています。これはヴィラの場合、長期滞在するゲストが多いため、食事を部屋で調理できるようになっているからです。冷蔵庫や電子レンジ、コーヒーメーカー、トースター、使い捨ての食器なんかも用意されていましたので、とても使い勝手が良かったです。

 

ヴィラの場合、部屋の掃除は4日に1回となっています。今回の宿泊は3泊4日でしたので、期間中、部屋の掃除は入りませんでした。

 

ごみなどは予備の袋があるので大丈夫でしたし、シャンプーやボディーソープなどのアメニティは日本から持っていきましたので、それほど困ることはありませんでした。普段生活していても、ベッドのシーツは毎日変えませんから…。

 

一番心配だったのは「タオル」お風呂や洗面で何枚か使うのですが、やはり4日に1回の交換では足りないかも…と思っていました。しかし、実際には人数分・宿泊日数分がきちんと用意されていて、足りなくて困るということはありませんでした。ちなみに、追加料金を払えば、部屋の掃除やタオルの交換をしてくれるみたいです。

 

ディズニーワールドでは、テーマパーク内で無料のWiFiを利用することができます。またホテルの部屋の中でもWiFiを利用できるようになっています。

 

アナハイムのカリフォルニアンに泊まったときにもWiFiがあったのですが、とにかく遅くてつながりにくかったのです。しかし、今回は速度も速くて、パソコンで動画のストリーミング再生ができるほど快適でした。移動中や空港で使う場合を除いて、ディズニーワールドへ行くときには、海外用のポケットWiFiはいらないかもしれません。

 

サラトガにはプールやショップ、レストラン以外にも、バケーションクラブのショールームなどもあります。ディズニーワールドにも東京と同じように、バケーションクラブの説明ブースがあるのですが、希望すればサラトガのショールームに案内してもらうことができます。

 

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©Disney

 

サラトガ内にあるショップ「The Artist's Palette」には、ディズニーワールドやバケーションクラブのグッズを取り扱っています。また食料品もたくさん売られています。やはりバケーションクラブのヴィラの場合は長期滞在の方が多いので、調理ができるように様々なものを取り扱っているのでしょう。私も今回、ここのショップにお世話になりました。

 

帰国の前日には、部屋のドアノブに帰りのマジカルエクスプレスの乗車票がぶら下げてありました。これを運転手さんに渡すと、帰りの空港まで無料で送ってもらうことができます。

 

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©Disney

 

今回はバケーションクラブのポイントで宿泊しましたので、帰国日の朝に「リゾート・エアライン・チェックイン」を利用しました。

 

これは、あらかじめホテルで帰りの飛行機のチェックインをして、荷物も預けられるというもの。空港まで荷物を持って行って、わざわざカウンターで預ける必要がないのです。これは楽でした。サラトガで預けた荷物が、無事に成田のベルトコンベアに出てきたときにはホッとしましたが…。

 

バケーションクラブのヴィラに初めて泊まりましたが、宿泊料が安い分、それだけサービスもカットされているのかな?と感じました。ただ、必要最低限はそろっていますし、サラトガはとても快適でした。

 

周りはとても静かですし、朝のお散歩にちょうどいい遊歩道もあります。本当はこんなところで、2週間ぐらいバケーションができれば…なんて、ついつい妄想してしまいました。

 

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©Disney

 

次にディズニーワールドを訪れるときには、憧れのフロリディアンやベイレイクタワーなんかに泊まりたいなあ、と勝手に思っています。またご縁があったら、宿泊レポートを皆さんにお伝えできればと思っています。

 

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マジックキングダムから望む「ディズニー・グランド・フロリディアン・リゾート&スパ」©Disney