東京ディズニーリゾートは世界で唯一、ディズニーの資本が一切入っていないディズニーパークです。つまり直営ではなく、オリエンタルランドによるフランチャイズで運営されています。
舞浜新聞ではこれまで、東京ディズニーリゾートのフランチャイズ経営について、何度か取り上げてきました。
今回はこれらの記事にプラスする形で、もし東京がディズニー直営になったらどうなるか、最近の海外のパークの現状を考えながら、少し妄想していきたいと思います。
- 海外のパークで行われていたショーやパレードの再演
- スペシャルイベントの縮小
- 夜間特別営業の実施
- エクストラ・マジックアワーの導入
- オフィシャルスポンサー制度の縮小もしくは廃止
- ディズニーVISAカードの導入
- ディズニーバケーションクラブのホテル建設
- ディズニー・スプリングスの建設(イクスピアリの改築)
- D23 Expo Japanの隔年開催
- ファンダフル・ディズニーのD23への移行
- ディズニークルーズラインの桟橋建設
- スターウォーズエリアの建設
- ファンタジーランドの全面リニューアル
- アバターエリアの建設
- マーベルのアトラクション建設
- ファインディング・ニモのエリア建設
- ソアリンやロックンローラー・コースターなどの人気アトラクションの増設
- トーキングヘッドによるグリーティングの導入
さて、ざっと書き出してみました。あくまでも妄想ですので、いちいち解説は書きません。もし興味のある方は調べてみてくださいね。
東京の場合、オリエンタルランドによるフランチャイズですので、アトラクションのデザイン料などはすべてオリエンタルランドが負担しています。ディズニーにとっては自社でお金を出す必要がないので、最新技術を使ったアトラクションが導入できます。
ただし、最近では香港でアジア市場向けにアトラクションのテスト導入を行うことが目立ってきました。2015年には上海にディズニーランドがオープンしますので、ディズニーにとって東京の重要度はますます低くなるでしょう。
特に上海の開発にあたって、ディズニーのイマジニアたちがそちらに集中してしまっている現状もあります。フランチャイズの悪い面が、今後の東京のパーク運営に出てこなければいいのですが…。