舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



舞浜地区の未利用地を考える

お正月気分もあっという間に吹き飛び、成人の日がやってきましたね。今年も東京ディズニーランドでは浦安市の成人式が行われます。すっかり地元の風物詩になりましたし、メディアでも多く取り上げられるイベントになりました。

 

さて、舞浜新聞では今年の元旦に、オリエンタルランドが新たに取得した東京ベイNKホールの跡地について、その利用法を読者の皆さんと一緒に色々と考えてみました。

 

 

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オリエンタルランドが昨年(2013年)12月に第一生命から取得した、東京ベイNKホールの跡地(地図中で赤く囲まれている部分)

 

今回の記事では、NKホール跡地以外で舞浜地区にある「未利用地」つまり今後東京ディズニーリゾートの関連施設が建設される可能性のある土地について、少し見ていきたいと思います。なお、土地の利用法につきましては、舞浜新聞による独断と偏見で書いておりますのでご了承ください。

 

東京ディズニーシー・ロストリバーデルタ南側

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ここは以前の記事でも取り上げたことがあるのですが、シーの拡張用地として考えられる土地です。テーマポート一つ分の広大な土地ですので、今後ポートディスカバリーやロストリバーデルタの拡張、新しいテーマポートの建設などが考えられます。

 

一部ではここに「ソアリン」の導入も噂されています。ランドのトゥモローランドではアトラクションの新設・リニューアルが盛んですので、今後シーでも未来をテーマにした新しいアトラクションの建設が進められるかもしれません。

 

東京ディズニーシー・ロストリバーデルタ北側

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外周道路とレイジングスピリッツ、ジャスミンのフライングカーペットに挟まれている土地です。ここは先ほどの土地よりも手狭なのですが、今後新規アトラクションの導入が期待されている場所だと言えるでしょう。

 

ただ、ここはパークのエントランスからもっとも遠いのが難点ともいえます。アラビアンコーストはどちらかというとファミリー向け・小さい子ども向けに作っているテーマポートですので、今後そのターゲットに合ったアトラクションが作られるかもしれません。

 

リゾートパーキング第5・第6(R5・R6)

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写真で赤く囲まれた部分の中で、土が見えているところがあると思います。ここは産経新聞の印刷工場跡地で、オリエンタルランドが産経新聞から取得しました。現在は舗装されています。

 

ここは舞浜駅やイクスピアリからも近いので、新しい立体駐車場やホテル、イクスピアリの増床が利用法として考えられます。ちょっと妄想気味ですが、ディズニーバケーションクラブのリゾート建設も十分考えられます。

 

ただし、近隣のディズニーアンバサダーホテルはほかの2つのディズニーホテルと比較して、必ずしも人気があるというわけではありません。これはパークからの距離が遠いのが最大の理由なのですが、もし今後この場所に新しいホテルやリゾートを建設してしまうと、アンバサダーの客を奪いかねません。ここの利用は慎重に行ってほしいものです。 

 

リゾートパーキング第8(R8) 

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首都高速湾岸線と舞浜ローズタウンに挟まれている三角形の土地、ここもオリエンタルランドが所有しています。

 

ここはランドからの距離が近いのですが、ちょっと利便性は悪いでしょう。住宅地からも近いですので、ここに新しい商業施設や立体駐車場を建設するのは難しいと思われます。

 

ここの利用法として考えられるのが、オリエンタルランドの本社移転でしょうか。現在の本社にはすべての部署が入っていますが、ここからパーク運営に直接関係のない部署を切り離して、機能移転することも十分考えられます。 

 

舞浜駅北口 

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舞浜駅の北口前に広がる三角形の土地。実はここもオリエンタルランドが所有しています。実は以前、ここにオリエンタルランドの本社機能の一部を移転する動きがあったのですが、正式な発表はありません。

 

ここは駅前の一等地ですので、イクスピアリの増床や駅直結型のホテル建設などが考えられます。ただし、JR東日本が京葉線の高架下で「ホテルドリームゲート舞浜」を経営していますので、このすぐ近くに新しいホテルを建設する、というのは難しいかもしれません。

 

舞浜新聞としては、JR東日本が主体となった「アトレ舞浜」のような、地元住民も利用しやすい商業施設の建設が望ましいと考えています。イクスピアリのようなショッピングモールではなく、地元密着型がいいですね。 

 

浦安市運動公園 

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東京ディズニーシーに隣接して浦安市の運動公園が広がっています。2011年に発生した東日本大震災による液状化で、この運動公園も大きな被害を受けました。

 

震災からもうすぐ3年が経とうとしているのですが、地図で赤く囲んだ場所は未だにフェンスで囲まれています。舞浜新聞はここの土地の利用法について、かなり気になって注目しています。

 

今後土地の所有者や今後の利用法(運動公園として直すのか、それともほかに売却するのか)などについて、取材を進めていきたいと思います。 

 

ここからは活用できる土地について

ここまで、舞浜地区にある未利用地について、その利用法を考えてみました。ここからは今後新しい施設の建設用地として活用できる場所を見ていきたいと思います。

 

まずは駐車場から。

 

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上の地図は、東京ディズニーランド・パーキングを色分けしたものです。赤は今後立体駐車場の建設が予想される場所、紫は立体駐車場の建設、もしくはランドの拡張が考えられる場所、橙はランドもしくはシーの拡張が考えられる場所です。

 

東京ディズニーランドホテルは、駐車場を立体化して空いた土地に建設されました。海外のパークも同様に、駐車場の立体化で空いた土地を使ってパークを拡張していますので、今後舞浜でも同様の動きがあると思われます。

 

次はオリエンタルランドの本社やパークの管理施設があるエリアの地図です。 

 

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赤と橙で囲まれているのが、管理施設があるエリアです。オリエンタルランドの本社機能はこちらに集められているのですが、以前舞浜駅の北口に移転する計画が出されたことがありました。

 

機能移転で空いた土地を使ったパークの拡張は十分考えられます。ただし、東日本大震災のように、今後発生が予想される大規模災害において、危機管理は重要になってきます。本社機能をあまり移転させると、危機管理が不十分になってしまいます。このあたりは難しい問題ですね。 

 

いよいよ30周年イベントも佳境。オリエンタルランドが、一体どんな「つぎのハピネス」を見せてくれるのか、とても楽しみですね。期待して待つことにしましょう。