いくつかのメディアで報道されているので、すでに知っている人は多いかもしれません。アメリカにあるディズニーランド(アナハイム)とウォルト・ディズニー・ワールド(オーランド)で、それぞれ3月23日から14歳未満の一人だけでの入園が禁止されました。
具体的には「14歳未満のゲストは、同年齢か14歳以上の同伴者がいないと入園できない」というもの。スポーツ報知の報道では、14歳未満のグループでも入園できないとされていますが、dpost.jpさんの記事によると「一人だけでの入園が禁止」であって、複数であれば入園できるとのことです。
スポーツ報知は「ディズニーワールドのプール事故が導入のきっかけとなったのではないか」というイギリスのデイリー・メールの報道を引用していますが、事故から1週間でディズニー社がすぐに方針を決定するとは思えません。以前から問題として考えており、発表が単に事故直後になっただけだと私は考えています。
どちらにしろ、アメリカ国内でもこの「14歳未満の単独での入園禁止」にはかなり反発があるようです。14歳といえば日本の場合、中学2年生~3年生にあたります。一人でも判断力は十分にあると考えられる年齢です。
オリエンタルランドはスポーツ報知の取材に対して「年齢制限ルールを策定する予定はない」と回答していますが、今後の状況は分かりません。アメリカ同様に問題が起きるようになれば、何らかの年齢制限が設けられるかもしれません。特に今回の年齢制限が「一人だけでの入園」に絞っていることから、東京でも導入の余地は十分にありそうです。
ちなみに、東京ディズニーリゾートがある千葉県浦安市では、小学校の子どもたちだけでパークへ行くことは禁止されていないようです。年間パスポート片手に自転車で気軽に来ている小学生をよく見かけます。