11月19日に0泊3日の弾丸日程で、香港ディズニーランドへ行ってきました。
現地からのTwitterによるレポートはこちらを。
香港ディズニーランドでは、11月17日からスペシャルイベント「スパークリング・クリスマス」が行われています。今回はクリスマス一色に染まる香港を訪れてみて、思ったことや感じたことをまとめていきたいと思います。
©Disney
旅の日程について
今回は以下の日程で香港ディズニーランドを訪れました。
- 11月18日(金)東京・羽田 23:55発→(UO 623)→香港 翌4:00着
- 11月19日(土)香港ディズニーランド
- 11月20日(日)香港 2:00発→(JW 300)→東京・成田 7:00着
こうやって見てみると、かなりの弾丸日程だということが分かると思います。
行きは香港エクスプレス、帰りは全日空系のバニラエアを利用しました。どちらもLCCですので、大手航空会社よりも、安く利用することができました。
東京以外にも、香港便がある航空会社はいくつかあります。深夜・早朝便を使えば、たった1日のお休みでも、香港へ行って帰ってくることができるのです。
旅の費用について
「いくらLCCっていっても、香港まで行ったら高いんじゃないの?」と思われる方は多いと思います。では、0泊3日の弾丸旅行で、どの程度のお金がかかるのか、見ていくことにしましょう。
- 行きの飛行機 香港エクスプレス 10,020円(空港使用料含む)
- 帰りの飛行機 バニラエア 1,033ドル(約14,800円・空港使用料含む)
- 空港とパークの往復交通費 35.6ドル(約510円・バスとMTR利用)
- 交通費合計 約25,330円
いかがでしょうか。新幹線の往復運賃や、日帰り旅行ほどの金額でおさまってしまうのです。香港ディズニーランドの場合、1日券は大人一人539ドル(約7,720円)となっています。食事代やお土産代などを入れても、それほど大きい金額にはなりません。
LCCは、キャンペーンや空席状況、曜日などによって、料金が大きく変動します。また、日中の便と比べて、深夜・早朝便は料金が高めに設定されていることもあります。いろいろと見比べてみると、思わぬ掘り出し価格に出会えるかもしれませんよ。
平和でゆったりしたクリスマス
さて、香港ディズニーランドでは、11月17日から「スパークリング・クリスマス」が行われています。
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クリスマス限定のパレードはないのですが、その代わりに、期間限定のショーとグリーティング、アトモスフィアショーが行われています。
グリーティングは、ゲートから入ってすぐのタウンスクエアで行われています。クリスマスのコスチュームを着たミッキーやミニー、ドナルド、デイジー、プルート、チップ&デールと会うことができます。中でもグーフィーは、サンタクロースのコスチュームを着て、ゲストを出迎えてくれます。
ミッキーとミニー、ドナルドとデイジーは2人一緒のグリーティング。東京と比べると、なんとも豪華な印象だ。©Disney
どのグリーティングも、開園直後から長い行列ができます。ただ、東京と比べると、待ち時間は少なく楽しめると思います。
パーク内で配られている「タイムガイド」に載っているのは、「マジカル・トワイライト・スノーフォール」と「“ホリデー・ウィッシュ・カム・トゥルー”ツリー・ライトニング・セレモニー」の2つのショーです。
マジカル・トワイライト・スノーフォール ©Disney
いずれもタウンスクエアにある、クリスマスツリーの前で行われます。キャラクターの出演は短め、シンガーさんたちが歌声で、私たちゲストを楽しませてくれます。
アトモスフィアショーは、城前のプラザとメインストリートUSA、タウンスクエアを中心に行われます。タイムガイドには、基本的にスケジュールは載っていません。キャラクターの出演も短いですので、もし出会えたらラッキーですね。
城前では、ディズニーランドバンドとミッキーによる、アトモスフィアショーが行われる。©Disney
東京の場合は、キャラクターのフリーグリーティングやアトモスフィアをやると、あっという間に人だかりができてしまいます。香港は殺伐とした雰囲気もなく、平和でゆったりした時間が流れていました。
おわりに
今回はいろいろと予定が詰まっていましたので、0泊3日の弾丸日程で香港へ行ってきました。
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LCCは、荷物を預けるときにも、大手航空会社と比べて重量基準が厳しくなっています。会社によっては、すべての預け手荷物が有料になっていることもあります。
0泊3日の場合、荷物は機内へ持ち込むものだけで済みます。空港へ着いても、預けた手荷物を受け取るために、いちいち待つ必要もありません。これは便利でしたね。
ただ、深夜・早朝便を利用するため、体力は必要になります。機内や空港でしっかり休まないと、せっかく香港へ行っても楽しめなかった…ということになりかねません。
「香港ディズニーランドへ行ってみたいけど、お金はたくさん出せないよ」「休みが取れないから、海外旅行はムリ」なんて方には、0泊3日の弾丸旅行を、ぜひおすすめしたいです。香港ディズニーランドは空港からも近いですし、1日でも十分回れる広さになっているからです。
また機会があれば、LCCを使って、香港を訪れてみようと思います。
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よもやま話
これまでの香港訪問では、特急のエアポートエクスプレスで青衣駅まで行き、そこからMTRに乗り換えて欣澳駅へ、そこからディズニー駅へと向かっていました。今回は空港からS1系統のバスで東涌駅まで行って、そこからMTRで欣澳駅、ディズニー駅というルートを選びました。
エアポートエクスプレスを利用すると、空港から青衣駅までで60ドルかかるのですが、バスとMTRを乗り継ぐ場合ですと、空港からパークまで片道17.8ドルで行けてしまうのです。これは安くて便利でした。所要時間も、エアポートエクスプレスを使う場合と比べて、10分ほど余計にかかるくらいでした。
今回の香港訪問では初めて、オクトパスカードを空港で買いました。これは、MTRやバスなどで使えるICカードです。日本のSuicaやPASMOと同じようなものですね。最初に買うときには、チャージ100ドルと、デポジット(預り金)50ドルになっています。帰国するときに、空港のサービスカウンターで、返金してもらうこともできます。
オクトパス(八達通)カード
実はこのオクトパスカード、いちいち小銭を準備する必要がないだけではなく、運賃割引もあるのです。もちろん、香港ディズニーランド内の一部でも、使うことができますよ。
香港ディズニーランドのショッピングバックは「ダッフィーとジェラトーニ」東京ディズニーリゾートを思わせるデザインに、思わず苦笑いしてしまいました。
香港のショッピングバック。全サイズ共通で、1枚0.5ドルの有料になっている。©Disney
前回訪れたときには、城で行われる花火ショー「ディズニー・イン・ザ・スターズ」の鑑賞エリア周辺に、キャストさんはまったく見当たりませんでした。今回訪れてみると、公演開始前からキャストさんが巡回して、きちんと誘導をしてくれました。立っているゲストに対して「座って!」と指示していたのは、ありがたかったですね。
今回は、行きは香港エクスプレス、帰りはバニラエアを利用しました。香港エクスプレスは初めて利用したのですが、日本人よりも香港人のほうが多い印象を受けました。仕事終わりに羽田からすぐに行ける、というのは便利ですね。帰りのバニラエアは、日系のLCCということで、日本人が多かったです。
行きの羽田空港では、カードラウンジの「SKY LOUNGE ANNEX」を、香港国際空港では、有料ラウンジの「PLAZA PREMIUM LOUNGE」をそれぞれ利用しました。
羽田のカードラウンジは中央にもあるのですが、北側にあるANNEXのほうが、広くて充実しています。香港のラウンジは、プライオリティ・パスがあれば、3時間まで無料で利用できます。早朝到着の場合は、朝食にシャワーが付いたプランもありますが、今回は2時間480香港ドル(約7,073円)で利用しました。食事や飲み物、Wi-Fiも使い放題なので、とても快適でしたよ。
香港は来年1月に、初のマーベルヒーローのアトラクション「アイアンマン・エクスペリエンス」のオープンを控えています。今後、マーベルヒーローのエリアや、映画『アナと雪の女王』をテーマにしたエリア、さらにはキャッスルの増改築も発表されていますので、ますます目が離せませんね。