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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



東京ディズニーリゾートの2016年度スケジュールを読み解く

9月15日、オリエンタルランドから報道関係者向けに2016年度の東京ディズニーリゾートのイベントスケジュールが発表されました。

 

 

2015年度のスケジュールについては、こちらをどうぞ。

 

東京ディズニーランド

まずはランドから見ていきましょう。

 

2016年

  • 3月25日~6月15日 ディズニー・イースター
  • 6月16日~7月7日 ディズニー七夕デイズ
  • 7月9日~8月31日 ディズニー夏祭り
  • 9月9日~10月31日 ディズニー・ハロウィーン
  • 11月8日~12月25日 クリスマス・ファンタジー
  • 秋~冬 新キャラクターグリーティング施設・新飲食施設 オープン

 

2017年

  • 1月1日~1月5日 お正月のプログラム
  • 1月13日~3月17日 アナとエルサのフローズンファンタジー

 

春イベントは、2016年度も「イースター」となります。プレスリリースには「緑や花々があふれる春いっぱいの“ひみつのイースターガーデン”では、ミッキーマウスを中心にイースターバニーやディズニーの仲間たちが“エッグレース”でヘンテコ楽しく大盛り上がり。」と書かれていますので、おそらくメインパレードは「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」が、そのまま継続となりそうです。

 

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すっかり春イベントとして定着した「イースター」©Disney

 

また、プレスリリースには、ミッキーやミニーが新しいコスチュームで登場するとも書かれていますので、そちらにも期待したいですね。また、2016年度のイースターは「エッグレース」にスポットが当てられそうです。

 

七夕イベントは8日間延長され、22日間となります。おそらくグッズの売り上げが想定以上に良かったのでしょうね。パレードルートで行われるグリーティングは、天候に左右されやすかったため、期間が延びるのはファンにとっては嬉しいですね。今後も春イベントと夏イベントを、七夕イベントがつないでいくと思います。

 

ディズニー夏祭りは2015年度と同じになります。プレスリリースには「シンデレラ城前のプラザでは、ディズニーの仲間たちが粋でいなせなエンターテイメントを新たな群舞として、水しぶきとともに繰り広げます。」と書かれています。「新たな群舞」という部分が気になりますね。

 

2014年度と2015年度に公演された「雅涼群舞」を、新しいショーに置き換えるのか。それとも、雅涼群舞をそのままにして、コスチュームだけを変えるのか。今後の発表に期待したいですね。

 

ハロウィーンについては「イベントのテーマを一新」と書かれています。おそらく、2015年度とはかなり内容が変わりそうです。プレスリリースでは、かなり表現がぼかされていますので、メインパレードも大きくリニューアルされると思われます。こちらも、今後の発表に期待ですね。

 

クリスマスについては、プレスリリースで「メインパレードでは、絵本の中から飛び出してきた、クリスマスを楽しむディズニーの仲間たちの物語がパレードになって綴られます。」と書かれていますので、2015年度に新しく導入される「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」が、2016年度も公演されるでしょう。

 

秋から冬にかけては、ウエスタンランドに新しいグリーティング施設と、ラッキーナゲット・カフェに代わる新しいレストランが導入される予定です。現段階では「秋から冬」と書かれていますので、おそらくハロウィーンの客足が落ち着く9月の後半、もしくはクリスマスイベントの客足が落ち着く11月後半のいずれかでしょうね。

 

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ウエスタンランドの新グリーティング施設と新レストラン(オリエンタルランドのプレスリリースより引用)©Disney

 

ハロウィーンイベントは2016年度に一新されると思いますので、おそらくクリスマスイベントの客足を増やすために、新施設を使う可能性はあるでしょう。

 

お正月イベントについては、おそらく例年通りのグリーティングになるでしょう。2017年は「酉」ですので、おそらく鳥にちなんだキャラクターが主役になると思います。

 

ランドに導入される新グリーティング施設と新レストランは、「ジュニア・ウッドチャック」シリーズがテーマになります。このシリーズでは、ドナルドやデイジー、甥っ子のヒューイ・デューイ・ルーイの3人が登場しますので、2017年のお正月はドナルドにスポットが当てられるかもしれませんね。

 

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「ジュニア・ウッドチャック」シリーズでは、ドナルドの甥であるヒューイ・デューイ・ルーイが主役だ。©Disney

 

1月~3月の閑散期については、2014年度・2015年度に引き続いて、映画『アナと雪の女王』をテーマにしたイベントが行われます。2015年度については、10月8日にイベント内容の詳細が発表されました。

 

 

2014年度は「フローズンファンタジー・グリーティング」と「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」の2つのプログラムが公演されました。ほかのスペシャルイベントと比べて、準備期間や予算も少なく、どうしても全体的に寂しさを感じる内容でした。

 

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閑散期を吹き飛ばしたアナ雪イベント。現場の人員不足もあって入園制限が連発した。©Disney

 

しかし、2015年度はかなりテコ入れされることになりました。1日2回行われるメインパレード「フローズンファンタジーパレード」は、フロート台数:5台、出演者数:約85人と、これまでのスペシャルイベントと比べても、遜色のないものになっています。

 

また、2014年度に引き続いて「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」に加えて、グリーティングショーとして「アナとエルサのウィンターグリーティング」も行われます。ウィンターグリーティングは、2014年度に行われたミニショー「リトルプリンセスデビュー」を置き換える形で導入されるのでしょう。

 

おそらく閑散期については、2016年度も2015年度と同様のプログラムになると思われます。さて、アナ雪がどれだけの集客効果を発揮するのか、注目して見ていく必要がありそうです。

 

東京ディズニーシー

次はシーについて見ていきましょう。

 

2016年

  • 4月15日~2017年3月17日 15周年イベント「ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ」
  • 4月15日~ 「ビッグバンドビート」リニューアル
  • 6月16日~7月7日 ディズニー七夕デイズ
  • 7月9日~ ハンガーステージ「アウト・オブ・シャドウランド」スタート
  • 7月9日~8月31日 ディズニー・サマーフェスティバル
  • 9月9日~10月31日 ディズニー・ハロウィーン
  • 11月8日~12月25日 クリスマス・ウィッシュ

 

2017年

  • 1月1日~1月5日 お正月のプログラム
  • 1月13日~3月17日 スウィート・ダッフィー

 

シーでは2016年4月15日~2017年3月17日まで、アニバーサリーイベント「東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”」が開催されます。

 

アニバーサリーイベントの目玉として行われるのは、ハーバーショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」プレスリリースでは「“Wish”を輝かせる新たな冒険の旅へ期待に胸を膨らませるゲストの前に、クリスタルに導かれた、さまざまな願いを持ったディズニーの仲間たちが旅の案内役として登場し、15周年の冒険の旅立ちを盛大にお祝いします。」と書かれていますので、かなり力の入ったショーになるでしょう。

 

プレスリリースでは「期間限定」と強調されていますので、「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」がそのままレギュラーのハーバーショーになる可能性は低いでしょう。ショー製作費や船を保管するスペースの問題もあるため、今後もスペシャルイベントのハーバーショーに製作費を向けていくと思われます。

 

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東京ディズニーリゾートのショー製作費の推移。近年は削減傾向が続いている。

 

また、今回イースターイベントはシーでは開催されません。ランドの30周年イベントのときも、イースターは開催しませんでしたので、おそらく春はアニバーサリーイベントで集客する考えなのでしょう。

 

シーでは2015年度に初めてイースターイベントが行われ、メインのハーバーショー「ファッショナブル・イースター」は人気を集めました。2016年度は15周年イベントで集客し、2017年度以降は再びイースターイベントで、春の集客を行うでしょう。

 

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シー初めてのイースターイベントに合わせて導入された「ファッショナブル・イースター」©Disney

 

15周年イベントに合わせて、2006年7月に始まったショー「ビッグバンドビート」も、初めてリニューアルされます。プレスリリースでは「グーフィーが登場してジャズナンバーを歌い踊ったり、新しいコスチュームのミッキーマウスとミニーマウスがリズミカルなダンスを披露するシーンが加わる」と書かれていますので、これまでの良さを守りつつ、テコ入れが行われるのでしょう。

 

舞浜新聞としては、「ビッグバンドビート」のリニューアルの一報を聞いたとき、経費削減を理由に、キャラクターの出演パートを増やして、ビッグバンドの演奏や外国人シンガーを削るのでは?と考えていました。しかし、プレスリリースには「ビッグバンドの演奏をバックに歌うシンガー達の歌声」と明記されていますので、おそらく杞憂に終わるでしょう。

 

スポンサーである日本航空にとっても、「ビッグバンドビート」は自社が販売するJALパックの「JALで行く東京ディズニーリゾート」の目玉コンテンツでもあります。日本航空の植木社長と、オリエンタルランドの上西社長は個人的な親交もありますので、そんな日本航空の顔に泥を塗るようなリニューアルはしないでしょう。

 

 

「ディズニー七夕デイズ」はランドと同様に、22日間に延長されます。グリーティングショーは天候に左右されやすかったため、ファンとしては嬉しいですね。プレスリリースでは「彦星と織姫に扮したミッキーマウスやミニーマウスたちによるグリーティングショーが公演され、異国情緒あふれる七夕を盛り上げます。」と書かれていますので、2014年度から行われている「七夕グリーティング」が、2016年度も行われるでしょう。

 

7月9日からは、ハンガーステージで新しいショー「アウト・オブ・シャドウランド」が始まります。プレスリリースでは「影の世界に迷い込んだ主人公の少女メイが成長していく姿を描く、ハンガーステージのために書き下ろされたまったく新しいオリジナルストーリーのミュージカルショー」と書かれていますので、ディズニーのキャラクター要素は薄いショーになりそうです。

 

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新ショー「アウト・オブ・シャドウランド」(オリエンタルランドのプレスリリースより引用)©Disney

 

開園当時のシーは、現在と比べてディズニーのキャラクター要素は薄くなっていました。2015年4月まで行われた「ミスティックリズム」も、パフォーマーたちの力強い演技を見ることができました。そんなミスティックリズムにも負けないショーを期待したいですね。プロジェクションマッピングの技術も使われますので、まったく新しいショーになるのではないでしょうか。

 

夏イベントについては、プレスリリースでこのように書かれています。

 

フルーツいっぱい、トロピカルでラテンなノリの“真夏のフェスティバル”を開催します。15周年のお祝いムードでにぎわうメディテレーニアンハーバーでは、大量の水が放出されるなか、リズミカルな音楽に合わせてディズニーの仲間たちと一緒に歌って踊るハーバーショーを公演します。華やかに着飾ったミニーマウスが主役のトロピカルな真夏のカーニバルをお楽しみください。

 

文面を読む限り、2013年度から行われているイベントのコンセプトは、そのままの可能性は高いでしょう。特に2016年度は15周年イベントが開催されるため、大きなテコ入れが行われる可能性はないと思います。2016年度も、2013年度から行われているメインショー「ミニーのトロピカルスプラッシュ」は、そのまま継続されると思われます。

 

ハロウィーンについては、プレスリリースでも「ディズニーヴィランズの魅力がひときわ輝く“ヴィランズ一色のクールで妖しいハロウィーン”です。」と書かれていますので、2015年度と同様に、ヴィランズをテーマにしたイベントとして行われるでしょう。特に2015年度はシーのハロウィーンに力が入っています。2016年度もアニバーサリー効果で、混雑は避けられないと思います。

 

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ハロウィーンイベントの目玉として導入された「ザ・ヴィランズ・ワールド」©Disney

 

クリスマスは2015年度から、新しい昼のハーバーショー「パーフェクト・クリスマス」が行われますので、2016年度も同様だと思います。問題は夜のハーバーショーですね。プレスリリースでは「夜には15周年ならではの色とりどりに彩られた水上のクリスマスツリーが幻想的に光り輝くショーを公演する」と書かれています。

 

2015年度は2012年度から続く「カラー・オブ・クリスマス」が公演される予定です。アニバーサリーイベントが開催されていること、クリスマスイベントは特にテコ入れしなくても客足が期待できることなどから、2016年度も「カラー・オブ・クリスマス」が行われる可能性はあります。ただ、シーへの集客のために、新しい夜のショーを導入する可能性も残っています。

 

お正月イベントについては、おそらく例年通りになるでしょう。1月~3月の閑散期には、2016年度も「スウィート・ダッフィー」が行われます。特にアニバーサリーイベントのフィナーレとして、何かショーが行われるということはないようです。

 

ただ、気になることがあります。2015年度の「スウィート・ダッフィー」では、新グリーティングショー「カムジョイン・ユア・フレンズ」が始まり、ジェラトーニが初めて登場することが発表されています。

 

 

詳細についてはまだ発表されていませんが、2006年~2011年まで行われたグリーティングショー「ミート&スマイル」を思わせるショーになると思います。2016年度も2015年度と同様のプログラムになると思われますので、ダッフィーファンを中心に、多くのゲストで賑わうことになるでしょう。

 

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一般の知名度はいま一つの「ジェラトーニ」ライブキャラクターの導入で浸透するか。©Disney

 

「スウィート・ダッフィー」については、これまでケープコッドとニューヨークエリアでイベントが行われてきました。「カムジョイン・ユア・フレンズ」はハーバーショーですので、ジェラトーニの出演と合わせて、2016年度はメディテレーニアンハーバーにも、イベントエリアが広がる可能性はありますね。

 

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©Disney

 

「タワー・オブ・テラー: Level13“シャドウ・オブ・シリキ”」については、プレスリリースで明記されていませんでした。キャンパスデーパスポートの集客のために、2015年度に引き続いて実施するのか。それとも2016年度は行わないのか。今後の発表に注目していく必要がありそうです。

 

開発計画との関係は?

さて、ここまで東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの2016年度のスケジュールを見てきました。

 

ランドではファンタジーランドの再開発、シーではアナ雪エリアの建設が控えています。オリエンタルランドは、パークの開発計画について、今年中にも詳細を発表するとしています。

 

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(オリエンタルランドのプレスリリースより引用)

 

ファンタジーランドの再開発に伴って、ランドの収容能力は一時的に減ると思われます。今後、ランドの混雑を緩和しつつ、シーへのさらなる集客が行われていくでしょう。2016年度は15周年イベントで盛り上がるシーですが、おそらく2017年度が正念場を迎えるのではないでしょうか。

 

アニバーサリーイベントの落ち込みをカバーしつつ、いかに混雑を緩和しながら、客足を維持していくのか。オリエンタルランドからのさらなる発表が待たれますね。

 

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©Disney

 

参考リンク