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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



東京ディズニーリゾートのお菓子はどこが作ってるの?

東京ディズニーリゾートでは様々なお菓子が売られています。皆さんも、親戚や友人、職場の同僚へお土産として一度は買ったことがあるのではないでしょうか。

 

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©Disney

 

そんな東京ディズニーリゾートのお菓子のパッケージを見ると、製造元であるメーカーの名前がどこにも書かれていません。パークの運営会社であるオリエンタルランドの名前しか書かれていないのです。

 

今回は、そんな東京ディズニーリゾートのお菓子の製造元、メーカーについて取り上げてみたいと思います。

 

https://s.cir.io/PryFta

 

パッケージに謎のアルファベット

お菓子のパッケージの裏側を見ると、このようになっています。ここで紹介するのはあくまでも、パッケージの一例です。

 

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どこを探してみても、パッケージにはメーカーの名前は見当たりません。販売者の欄には「株式会社オリエンタルランド」としか表記されておらず、問い合わせ先もオリエンタルランドの住所と、東京ディズニーリゾートの商品ゲストサービスの電話番号だけが明記されています。

 

さて、ここで勘のいい方なら分かるのではないでしょうか。「株式会社オリエンタルランド」と書かれている横に、アルファベット3文字と数字があります。実はこれがメーカーを表すコードなのです。

 

ここで取り上げた商品のパッケージには「JUH01」と書かれています。「JUH」は洋菓子メーカーのユーハイム、「01」はパークで販売されているユーハイムの菓子の中での商品番号を表しています。実はユーハイムの菓子のパッケージには、必ずこんな表記がされています。

 

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これはユーハイムが東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーだからでしょう。製造元はユーハイムと明記されていないのですが、これを読めば誰でも「このお菓子はユーハイムが作っているのか」ということが分かりますからね。ユーハイムにとっても広告宣伝効果があります。

 

ユーハイム以外は分からない!

さて、ユーハイムのお菓子にはメーカー名が書かれているのですが、それ以外は基本的にアルファベットと数字のコードしか書かれていません。以下は東京ディズニーリゾートで現在販売されている、もしくは過去に販売されていたお菓子のメーカーの一覧表です。

 

東京ディズニーリゾートの菓子レターコード一覧

  • (レターコード 製造元 主な製品)
  • AZA 東あられ本舗 あられ・おかき・せんべい
  • AZK アジカル 柿の種
  • BJU 美十(旧おたべ) 和菓子・洋菓子
  • BRB ブルボン 洋菓子
  • CBR ちぼり 洋菓子・クッキー
  • CHD 千鳥屋 和菓子・洋菓子
  • CHS 千鳥屋 和菓子・洋菓子
  • CRB コロンバン 洋菓子
  • EIT 榮太樓總本鋪 和菓子
  • FRC フランセ 洋菓子
  • GON ゴンチャロフ製菓 洋菓子
  • JUH ユーハイム 洋菓子
  • KFG 神戸風月堂 洋菓子
  • KJK 九十九島グループ 洋菓子
  • KMD 亀田製菓 あられ・おかき・せんべい
  • KYM 亀屋万年堂 和菓子・洋菓子
  • MIJ 明治 洋菓子・チョコレート
  • MKZ 松風屋 和菓子・洋菓子
  • MRN 森永製菓 洋菓子
  • MRY メリーチョコレート チョコレート
  • NRC 日本緑茶センター お茶
  • NSK ネスレ日本 飲料・洋菓子
  • NWU ニュートラルコーポレーション (ライセンス商品の企画・販売)
  • OTB おたべ 和菓子→現在は「美十」
  • QBG クインビーガーデン はちみつ・メープルシロップ
  • RMN レーマン チョコレート
  • SSS 三州製菓・三州総本舗 あられ・おかき・せんべい
  • TKY 高山 (菓子商社)
  • TON 東洋ナッツ食品 ナッツ・ドライフルーツ
  • XNT 日東紅茶(三井農林) お茶
  • YKM ヨックモック 洋菓子
  • YUR 有楽製菓 洋菓子

 

あくまでも舞浜新聞の独自取材によるものですので、お菓子に関しての問い合わせは必ず、東京ディズニーリゾートの商品ゲストサービス(047-381-3499・9:00~18:00・年中無休)までお願いします。

 

こうやって見てみると、かなりの大手菓子メーカーが製造していることが分かります。例えばパークのスポンサーである明治や、以前スポンサーだった森永製菓などはその代表です。それ以外にも、読者の皆さんにとって、身近な菓子メーカーの名前が並んでいると思います。有楽製菓は「ブラックサンダー」の製造元としても有名ですね。

 

Xで始まるコード

さて、いろいろなお菓子のパッケージを見ていくと、こんな表記がされているものがあります。

 

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「株式会社オリエンタルランド」の横のコードを見ると「XCH01」と書かれています。実はXで始まるコードの場合、パッケージの別の場所にメーカー名が書かれていることが多いのです。

 

上で取り上げたパッケージの場合、XCH01以外に「MIJ」と書かれているのが分かります。これが本当のメーカー名です。つまりこの商品は明治の工場で作られているのです。

 

では「XCH」は何を意味するのか。多くの場合、Xで始まるコードはメーカー名ではなく商品名や商品の種類を表しています。この場合ですとチョコレートクランチを表しています。

 

どうしてメーカー名を表記しないの?

以前は東京ディズニーリゾートのお菓子にはオリエンタルランドに加えて、製造元であるメーカーの名前が明記されていました。しかし、現在はコードのみの表記に変わっています。

 

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以前のパッケージ。製造者の欄にメーカー名が書かれているのが分かる。

 

これは商品に関する問い合わせをオリエンタルランドに一元化するためだと思われます。例えば、商品に異物が入っていた、味が変だった、中身が少なかったといったことが起きたとします。そういったときにメーカー名を書いていると、オリエンタルランドではなくメーカーに直接連絡や苦情が行く場合があります。

 

オリエンタルランドとしては、ディズニーパークで販売している商品である以上、もし何かあれば責任を問われます。ブランドイメージにも傷がついてしまうかもしれません。最悪の場合、商品の自主回収を決断しなくてはいけないこともあります。そういったときに、商品に関する情報がメーカーへ行ってしまうと、オリエンタルランドは知ることができないのです。

 

これはあまり考えたくはないのですが、もしメーカーが自社に来た連絡や苦情をもみ消したり、オリエンタルランドへ報告しなかったりしたらどうなるでしょうか。買った客からすれば間違いなく「東京ディズニーリゾートのお菓子」オリエンタルランドから何もフォローがなければ、大変なことになってしまうでしょう。メーカーからは都合のいい情報しか、オリエンタルランドに提供されない可能性もあります。 

 

また商品に関する要望などもメーカーに行ってしまう可能性があります。東京ディズニーリゾートの商品に対するゲストの目は厳しいので、そういった情報を一元化するためにも、メーカー名やメーカーの問い合わせ先を明記していないのだと思われます。

 

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プレジデント・オンラインの記事*1より引用。流通大手のセブン&アイはPB商品にメーカーを明記する一方で、同じく大手のイオンは自社名しか表記していない。

 

メーカーは教えてくれるの? 

パッケージを見るだけでは、メーカー名は分かりません。参考までに記事の中では一覧表を載せたのですが、東京ディズニーリゾートの商品ゲストサービス(047-381-3499・9:00~18:00・年中無休)で問い合わせれば、きちんとメーカー名を答えてくれます。

 

買ったときのレシートや値札(バーコード)、商品のパッケージがあれば、どこのメーカーのものなのかを調べて答えてくれます。もし気になるようであれば、問い合わせてみるといいかもしれません。

 

様々な種類がある東京ディズニーリゾートのお菓子。買うときにはほとんどの方がパッケージや中身のお菓子の種類で決めますが、製造元のメーカーが分かれば選択肢も広がりますね。