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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



「D23 Expo Japan 2013」を振り返る【前編】

イベントレポート D23 Expo Japan

東京ディズニーランド・東京ディズニーシーともに大混雑となった10月の三連休。この3日間に米国外では初めての開催となる、ディズニーファン向けのイベント「D23 Expo」が開催されました。

 

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ソーサラーミッキーが目を引くポスター ©Disney

 

舞浜新聞も熱気あふれる会場を取材してきました。今回は前編と後編の2回に分けて、ディズニーからの発表やD23 Expoで行われたイベントの様子をまとめていきます。

 

東京の拡張に関する発表はなし!

今年で開園30周年を迎える東京ディズニーランド。4月からのアニバーサリーイベントも盛り上がっており、今年度は過去最高の入場者数になるのでは?という声も高まっています。

 

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連日多くの人で賑わう東京ディズニーリゾート。今年度の入場者数はランド・シー合わせて3,200万人を超えるとの予想もある。©Disney

 

しかし、これまでもそうだったのですが、こういったアニバーサリーイベントの翌年は入場者数が落ち込んでしまうのです。反動のため仕方がないのですが、オリエンタルランドとしては入場者数の落ち込みは「パークに対する需要がなくなったのでは?」と思われることにもつながってしまうため、かなり神経質になっています。つまり、なるべく落ち込みを少なくしたいのです。

 

舞浜新聞ではこの問題について、過去の記事で言及してきました。来年以降、消費税率の引き上げやユニバーサルスタジオ・ジャパンの拡張計画など、東京ディズニーリゾートをめぐる状況はかなり厳しくなると思われます。

 

そんな苦境の東京に、新しい投資が行われるのではないか。しかも、その計画はディズニーの首脳やイマジニアたちが多数訪れるD23 Expoで行われるのではないか。舞浜新聞ではこう予想していました。

 

 

しかし、実際にふたを開けてみると、東京のパークに対する新しい投資計画の発表は一切ありませんでした。初出し情報と言えば、フロリダのアニマルキングダムへのアバターエリア導入くらい。思わぬ肩透かしに驚かされました。

 

じゃあ、東京の拡張はないの?

しかし、冷静に考えてみると、30周年イベントがまだ終わっていないこの段階で東京への新しい投資計画を発表するのは、オリエンタルランドにとって得策ではない気がしてきました。

 

もし10月のこの段階でパークの拡張やリニューアルの計画を発表すれば「じゃあ完成してから行こうか」というように、需要の先送りが発生してしまう可能性があるからです。

 

アニバーサリーイベントの場合「○○周年だから久しぶりに家族そろって行こう」というように、地方からの宿泊を伴ったゲストが増えます。もしここで需要の先送りが起きれば、今年度の決算にも悪影響が出かねません。

 

オリエンタルランドの上西京一郎社長は、日本経済新聞のインタビューの中で、以下のように語っています。

 

30周年は一つの転換期。13年度中もしくは14年度早々に新規事業を含めた会社の成長戦略を打ち出す。拡張を含めて投資計画を考えている。周辺の土地に限りがあり、現在のディズニーランドや東京ディズニーシーと同じ規模の第3のパークをつくるのは難しい。

 

第3パークの建設は否定しながらも、パークの拡張を含めて新しい投資計画を検討していることを明らかにしています。しかも、その時期は「13年度中もしくは14年度早々」つまり、30周年イベントの終了間際か終了直後、ある程度決算や入場者数の数字にメドがついた段階で、新しい投資計画を発表するのではないか。そんな気がしてきました。

 

東京への新しい投資計画とは?

舞浜新聞では、これまでの記事の中で東京ディズニーリゾートの将来像について、何度か考察してきました。

 

 

2015年には上海ディズニーランドが開業、2016年には香港ディズニーランドにアイアンマンのアトラクションが導入される予定です。ディズニーとしても、今後も成長が見込まれるアジアのパークへ投資を続けるでしょう。では、東京はどうなるのでしょうか。

 

ディズニーが映画「スター・ウォーズ」などを制作したルーカスフィルムを買収したのが2012年10月のことでした。ディズニーは今後スター・ウォーズの新作を制作していくと発表していますので、当然ディズニーパークでの展開も視野に入っているはずです。

 

カリフォルニアのディズニーランドやフロリダのハリウッド・スタジオではスター・ウォーズ関連の投資が噂されています。ディズニーとしても、パークで展開することで新作映画の興行収入が伸びますので、今後具体的な計画が発表されるでしょう。

 

ここで重要なのが、その中に東京ディズニーリゾートも含まれるかもしれないということです。

 

舞浜新聞ではトゥモローランドの大規模改修とスター・ウォーズエリアの導入には懐疑的です。それは東京のトゥモローランドは施設自体がまだ新しいこと、スター・ウォーズを扱っている「スター・ツアーズ」が今年5月にリニューアルしたばかりであること、トゥモローランドは若者向けのエリアであり、ランドがメインターゲットとしている「家族連れ」から離れていること、などが挙げられるからです。

 

さて、東京ディズニーリゾートへの新しい投資計画はどうなるのか。とりあえずはオリエンタルランドからの発表を待つことにしましょう。

 

さて前編はここまで!

前編ではディズニーからの新しい発表について、舞浜新聞の考察を交えながらまとめました。後編ではD23 Expoで行われたイベントについて、まとめていきたいと思います。ご期待ください。