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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



これからの東京ディズニーランドを考える【アトラクション編】

30周年で盛り上がる東京ディズニーリゾート。読者の中にも、もうパークを訪れた人も多いと思います。さて今回はそんな開園から30年を迎える東京ディズニーランドの、アトラクションの将来像について考えていきたいと思います。

 

なお、今回の記事の内容については、舞浜新聞の取材に基づく推測・推察を多く含んでいます。不確定な要素が多いことをご承知おきください。

 

ワールドバザール

ワールドバザールについては、2008年に向けて施設の大規模改修工事が行われました。グランドエンポーリアムやワールドバザール・コンフェクショナリーがオープンしたのもこの頃です。耐震化工事も完了していますので、当分の間は大規模なリニューアルは行われないでしょう。

 

考えられるとすれば、米国のディズニーパークで相次いでいるスターバックスが運営するカフェの出店でしょうか。

 

 

 

以前の記事でも書きましたが、東京の場合、スターバックスの出店が考えられるのはワールドバザールだと思われます。ただ、グレートアメリカン・ワッフルカンパニー以外、カフェ形態のレストランにはスポンサーがついているため、その調整は難しいでしょう。既存の店舗の置き換え、もしくはショップのカフェ化なども考えられますが、あくまでも推測の域を出ません。

 

アドベンチャーランド

カリブの海賊は2007年7月に、魅惑のチキルームは2008年7月にそれぞれリニューアルされています。ジャングルクルーズが2014年の秋にリニューアルされることは公式発表されましたが、それ以外のアトラクションについては、リニューアルの可能性は低いでしょう。

 

ウエスタンリバー鉄道については、開園当時とは違って法律が変わっていますので、カリフォルニアのディズニーランドやマジックキングダムのように、パークの周りをぐるっと囲むような鉄道に変えることも可能です。ただ、そこまでの投資をしてまでも作る必要があるのかと考えれば、あまりにも非現実的だと思います。

 

スイスファミリー・ツリーハウスについては、オープンが1993年7月ですので、今すぐリニューアルということにはならないでしょう。ただ、カリフォルニアや香港のようにターザンをコンセプトにしたアトラクションに変わる可能性はあります。スポンサーであるユーハイムの判断次第でしょう。

 

ウエスタンランド

全体的に見て、アトラクションのリニューアルの可能性は低いと思われます。もしやるとすれば、一つのエリアをまるごと作り変えるほどの、大規模な工事になるでしょう。かなり長期的な課題と言えるかもしれません。

 

クリッターカントリー

こちらは1992年に開設されたエリアですので、ウエスタンランドと同様にアトラクションのリニューアルの可能性は低いと思われます。

 

特にスプラッシュ・マウンテンは当時スポンサーであった日産自動車が建設費の一部を負担していますので、ノンスポンサーの現状では、リニューアルは難しいでしょう。ちなみに、建設費は当時の金額で285億円かかっています。このほとんどがスプラッシュ・マウンテンにかけられたと考えられています。

 

ファンタジーランド

フロリダのマジックキングダムでは、2014年の完成を目指して大規模な拡張工事が行われています。「リトル・マーメイド」のアリエルや「美女と野獣」のベルのように、これまでアトラクションがなかったプリンセスのアトラクションや、新技術を導入した「空飛ぶダンボ」などが作られています。

 

東京に関しては、オープン以来ほとんどリニューアルが行われていないのは、以下のアトラクションです。

  • ピーターパン空の旅
  • 白雪姫と七人のこびと
  • ピノキオの冒険旅行
  • 空飛ぶダンボ
  • キャッスルカルーセル
  • ホーンテッドマンション
  • イッツ・ア・スモールワールド

 

アリスのティーパーティーについては1986年3月にオープンしていますが、このアトラクションも含めて、近い将来リニューアルの対象になると考えられます。ただ、東京の場合、狭い敷地にアトラクションが集中していることから、もし手を付けるとすればマジックキングダムのように、大規模なエリア開発もあり得ます。

 

懸案事項とすれば、ピーターパン空の旅のNTTコミュニケーションズ、アリスのティーパーティーの三井ホーム以外、ノンスポンサーだということです。資金調達を含めて、今後注目していく必要があると思います。

 

トゥーンタウン

1996年に「公開」された、新しいエリアです。こちらは講談社がエリア全体のスポンサーについていますので、もしリニューアルをするとすれば、ファンタジーランドと抱き合わせになるでしょう。ただ、建設費は当時の金額で150億円がかけられていますので、リニューアルするとすれば、同規模の投資が必要となるでしょう。

 

講談社は東京ディズニーシーのハーバーショー「レジェンド・オブ・ミシカ」のスポンサーも務めていますが、その投資額は30億円。その5倍の金額を今のパークに投資できるかと聞かれれば、ちょっと難しいのではないでしょうか。

 

トゥモローランド

近未来をテーマにしているエリアであるため、アトラクションのスクラップ&ビルドが最も多いのがここです。以下にアトラクションのオープンもしくはリニューアルの年月を挙げてみます。

  • スタージェット 1983年4月
  • グランドサーキット・レースウェイ 1994年12月
  • バズ・ライトイヤーのアストロブラスター 2004年4月
  • スペース・マウンテン 2007年4月
  • モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!” 2009年4月
  • キャプテンEO 2010年7月
  • スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー 2013年5月

 

グランドサーキット・レースウェイに関してはトゥーンタウン開発のためにコースを一部縮小していますので、実際には1983年4月以来、ほとんど形は変わっていません。こことスタージェットについてはスポンサーもついていますので、今後リニューアルされる可能性はあります。

 

ただ、スタージェットについては敷地自体が狭く、リニューアルするとしても海外のディズニーパークにあるレトロフューチャーデザインのものになるでしょう。新しい技術を導入したライド型アトラクションになるのは、JALの経営環境を考えても難しいでしょう。

 

グランドサーキット・レースウェイに関しては、カリフォルニアやパリ、香港のように「オートピア」への名称・コンセプトの変更や、フロリダのエプコットにある「テスト・トラック」との置き換えも考えられます。ただ、こちらの置き換えはかなりの大規模な投資になるため、ブリヂストンの判断次第と言えるかもしれません。

 

キャプテンEOについては、当初は1年間限定での復活とされていました。しかし、東京以外の海外のディズニーパークでも、2013年4月現在で運営が継続されています。

 

これに関してはマイケル・ジャクソンの人気や海外のディズニーパークでの状況次第で、クローズやリニューアルの可能性が出てくると思われます。問題はスポンサーであるJCBの意向でしょう。新しいシアター型のアトラクションにするのか、それとも「ソアリン」のように、海外で人気のあるライド型アトラクションと置き換えるのか、今後問題になってくるでしょう。

 

以上、取材に基づく独自の推測や推察をまとめました。海外のディズニーパークでは人気があっても、東京ではまだ導入されていないアトラクションはたくさんあります。

 

以前の記事でもまとめましたが、今後の東京ディズニーランドは厳しい経営環境に置かれると考えられます。オリエンタルランドから驚くような発表があっても、決して不思議ではありません。

 

参考記事

 

(2013年12月23日追記)「キャプテンEO」は2014年6月30日でクローズ、跡地にはスティッチとの対話型アトラクションが2015年夏にオープンする予定です。