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舞浜新聞

東京ディズニーリゾートなどのディズニーパークをはじめとして、ディズニーに関する様々な情報をお伝えします。



東京ディズニーリゾートが、夜間特別営業を導入すべき理由

東京ディズニーリゾートの分析・考察

東京ディズニーランド・東京ディズニーシーはともに、最長で夜の22時まで開園しています。以前の記事では、どうしてアメリカのディズニーパークのように、東京では深夜営業を行わないのか、その理由について解説しました。

 

 

さて、今回の記事のタイトルは「東京ディズニーリゾートが、夜間特別営業を導入すべき理由」というもの。ちょっと矛盾しているようにも思えますが、私の考えを書いていきたいと思います。

 

アメリカ・フロリダにあるマジックキングダムでは、毎年ハロウィーンとクリスマスの時期にスペシャルイベントが企画されます。ハロウィーンには「Mickey’s Not-So-Scary Halloween Parties(ミッキーのそんなに怖くないハロウィーン・パーティー)」、クリスマスには「Mickey’s Very Merry Christmas Party(ミッキーのとても楽しいクリスマス・パーティー)」が行われるのです。

 

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ミッキーのそんなに怖くないハロウィーン・パーティー ©Disney

 

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ミッキーのとても楽しいクリスマス・パーティー ©Disney

 

実はこの2つのイベント、東京のスペシャルイベントとは大きく異なっています。それは「専用のチケットが必要」という点。東京の場合、年越しや特別な場合を除いて、通常のパークチケットでスペシャルイベントのショーやパレードを楽しめます。

 

一方のマジックキングダムでは、これらのスペシャルイベントは19時から深夜0時まで、専用のチケットを持ったゲストしか入園できないパークで行われるのです。

 

しかも、期間中毎日開催されるわけではありません。事前に開催日は決められています。専用のチケットがないゲストは、パークから退園しなくてはいけません。専用のチケットを持っているゲストは、19時より少し前から入園することができます。

 

一見すると、東京のほうがスペシャルイベントを通常のチケットで楽しめるので、良いように思えます。しかし、私はここに問題があると思うのです。「ショーやパレード、花火なんか見ない。アトラクションだけ乗ればいい」というゲストにとって、スペシャルイベントの経費が含まれたチケットは得でしょうか?損でしょうか?

 

当ブログでも何度か書いていますが、近年東京ディズニーリゾートではショー・エンターテイメントの予算を削減しています。

 

 

これはショーやパレードよりも、アトラクションを求めるゲストのニーズを反映したものだと思われます。それなら、普段のパークではレギュラーのショーやパレードのみにして、期間限定のショーやパレードは夜間特別営業で行えばよいのではないでしょうか。

 

ショーやパレードを朝から場所取りして、同じものを何度も見ているゲストがいます。たいていは年間パスポートホルダーの方です。そういった方がすべて悪いとは言いませんが、地方から来たゲスト、たまにしかパークに来ないゲストにとってあまり良い印象を与えるものではありません。

 

夜間特別営業に移行すれば、年パスホルダーもチケットを買う必要があるため、何度も同じ場所で同じ人が見る、という事態は避けられると思います。チケットの販売段階で枚数を絞れば、入園制限を行ったり、ショーの抽選をしたりする必要はなくなります。

 

アトラクションに乗りたい人は通常のチケットで、通常の営業時間に。期間限定のショーやパレード、花火を見たい人は夜間特別営業のチケットで夜に。こういったすみ分けを行えば、ショー・エンターテイメントへ効率的にお金をかけられると思います。オリエンタルランドが英断を下してくれることを陰ながら期待しています。

 

ちなみに、昨年度のミッキーのそんなに怖くないハロウィーン・パーティーではケロッグ(食品メーカー)など5社、ミッキーのとても楽しいクリスマス・パーティーではウォルグリーン(薬局チェーン)とABC(放送局)が、それぞれスポンサーを務めています。夜間特別営業は、スペシャルイベントにスポンサーを付ける一つの手段にもなりうるのではないでしょうか。